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恐怖! カタカナ英語
カタカナ英語、あまりに身近なため、すっかり英語だと勘違いしやすいようです。

その代表格が、「ロス」
皆さんご存知の「ロス」。もちろんそれは、アメリカ西海岸の代表都市、ロサンゼルスのことです。英語でいうところの Los Angelesです。

さてさて、この「ロス」ですが、英語でいってもまったく通じません。なぜなら、そのようないい方を英語圏では、しないからです。ニューヨーク、サンフランシスコなどの都市は、日本語でまったく略していわないのに、なぜ、ロサンゼルスだけ、「ロス」と略すのか。その背景はわかりませんが、かなり誤解を招いているのは確かです。

Los Angeles とはCity of Angeles、「天使の町」と英語ではいわれているようです。
きれいな名前ですよね。なんだか略していうのがもったいない気さえします。でも、ロサンゼルスという発音、ちょっとなぁ、と思われるなら、「L.A.」はいかがです?これなら、絶対に伝わりますよ。

もう1つ、カタカナ英語によって発音がかなり難しくなってしまった単語をあげると、それは、

「ビバリーヒルズ」

映画、高級ブランドショップ、豪邸などでも有名なこの町。一度訪れた方も多いのでは。この「ビバリーヒルズ」という地名、実は、

「べバリーヒルズ」

と発音したほうが、通じます。はっきりいうと、「ビバリーヒルズ」では、あまり通じません。

カタカナ英語で、英語、英語圏文化がかなり身近になりましたが、あまりに身近になりすぎて、「それを英語でいえば必ず通じる」と信じきってしまうと、英語が通じない原因になりかねません。ご注意を。