夏に陥りやすいのは、さっぱり感を求めるあまり、洗顔過剰になりやすくなることです。知らず知らずのうちに洗いすぎ、紫外線で弱った肌にダメージを与えていることがあります。汚れをためておくのは肌にとって、もちろんよくないことですが、洗いすぎのダメージもバカにできません。
洗顔は顔全体をこするのではなく、小鼻やほうれい線など、汚れのたまりやすい顔の凹部分は念入りに、クレンジングやソープ洗顔はそれぞれ30秒〜1分以内を目安におこないましょう。また、短時間であってもクレンジング料や洗顔料の使用量が多すぎると洗いすぎになってしまいます。洗顔は短時間でおこない、すすぎにはじっくり時間をかけましょう。
夏の肌は表面だけベタつき、実は内側は水分不足になりやすいのです。そのため、気づかないうちに乾燥が進んでしまいます。夏は化粧水だけでお手入れをする方もいるようですが、寝る前は美容オイルやクリームで、うるおいの保護を忘れないようにしましょう。
また、夏場は疲労しやすく、それが肌にも表れます。また外の気温の高さと、冷房の効いた室内の温度差も、肌にとってはマイナスです。夏は表面のスキンケアだけでなく、カラダの内側から健康を保つように心がけ、肌をいたわりましょう。 |
