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恋愛をしていないと、肌が荒れたりしますか？ |
33歳、独身のOLです。30歳を過ぎたあたりから急に肌の質が悪くなったような気がして、高級化粧品をいくら使っても改善されません。また背中や内股など見えない部分には、ただの肌荒れだけではなく、「はたけ」といわれる介鮮もでき始め、どんどん広がっています。友達に「恋愛していないからよ」といわれましたが、それは本当なのでしょうか？ 昔、ボーイフレンドがいた時代ももありましたが、最近は仕事がとてもおもしろく、また会社でも責任のある立場にいます。それに伴って男性と付き合うのがだんだん面倒になり、最近はずっとひとりで通しています。私の肌荒れは、そんな生活の仕方が原因なのでしょうか？（K子・33歳）
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恋をすると肌が美しくなるのは事実ですが、環境の変化によっても肌荒れはおこります |
実際にK子さんのお肌の状態を見てみないと、判断できませんが、かなり潤いがなくなっている状況のようです。何が原因であるかは言い切れませんが、女性ホルモンの分泌が正常に行われない場合、K子さんのような肌荒れに悩まされることがあります。
昔から恋をすると女性は綺麗になるといわれていますが、それは本当です。恋をしたり、楽しいことがあったりすると生活に張りがでて、内臓の機能も活発になり、ホルモンの分泌に影響を与える自律神経も健全に働きます。恋をすると精神的に充実し、体全体が活性化されて肌が美しくなるのです。さらに恋愛などで女性であることを強く意識すると、女性ホルモンの分泌が高まり、肌に潤いを与えます。
ただしK子さんの場合、単純に男性とのお付き合いがないから女性ホルモンが足りない、という決めつけはできません。人間の体はとても複雑で、仕事や人間関係のストレス、環境の変化によっても自律神経が失調することがあるのです。薬品のにおいや排気ガス、夜昼逆転した不規則な生活、過剰なアルコール摂取、保健薬や漢方薬の摂りすぎ、食品の何かに対するアレルギー反応でも肌トラブルが怒ります。
K子さんの場合は、30歳を超えてから急激に肌が変化してきたということですので、その頃に何かが変化したかどうか、原因についてよく考えてみたらいかがでしょうか。それと同時に、現在の状態を少しでも改善するために、皮膚科の専門医に一度見てもらうことです。介鮮は、手当てを間違えるとどんどん広がり、見苦しい肌になります。その肌がまたK子さんのストレスとなり、どんどん悪循環に陥っていくように思います。一度専門医に相談して適切な治療を受けると同時に、できる限り快適な環境、生活習慣の中で暮らせる工夫をしてみてください。どうぞお大事に。（2004.4.4） |
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