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小ジワができてしまった場合の手当てを教えてください |
私は27歳で、そろそろ小ジワが気になる年齢に差しかかっています。ふだんからできるだけシワを作らないように気をつけているのですが、もしできてしまった場合は、どうしたらいいのでしょうか? もし自分でできる手当ての方法があったら、教えてください。また肌によい、マッサージの方法を教えてください。(あゆみ・滋賀・会社員)
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肌の潤いを充分に保ち、早めに手当てすることが大切です |
ちりめんジワや小ジワは、「仮ジワ」の間に充分な手当てをすれば、消してしまうことこともできます。ですので、早く気づき、早めに手当てをすることが、いちばんのシワ対策となります。ちりめんジワや小ジワは、たいていの場合、皮膚が乾燥し、水分が不足したために起こります。ですので、皮膚に充分な水分が保てるように工夫することが、「仮ジワ」を消したり、 シワを作らないように予防することになります。
皮膚にとって最も大事なのは、充分な栄養です。次に、充分な睡眠です。またダイエットなどで、極端な油抜きの食事を続けたりすると肌に潤いがなくなり、シワができやすくなります。急激な減量も、皮膚のタルミができ、シワの原因となります。食事は、肌を美しく保つ重要な要素ですので、ダイエットを行なう時は、特に注意しましょう。ダイエットをしながらでも、たんぱく質、ビタミンA、B、C、Eを、毎日充分にとることで、肌を美しく保つことができます。
マッサージは、クリームを顔全体に伸ばし、円を描きながらゆっくりと肌をなでます。急いだり強く押したりせず、あくまでもゆっくりと……です。方向は下から上へ、中から外へが原則です。マッサージクリームは、手がすべりやすくなるように、たっぷり使うことをお薦めします。目尻の小ジワ、まぶたの下のタルミは、なでるというより押さえる感じで行ないます。決して皮膚を引っ張ってはいけません。デリケートな部位なので、引っ張ると逆にシワができてしまいます。目尻やまぶたの下は、“指でアイロンをかける”ように、軽く押さえていきます。
マッサージが済んだら、マッサージクリームを残さないよう、ぬるま湯で石鹸洗顔をします。この際、充分にすすぎをし、石鹸の成分を残さないことが大切です。洗顔後は、保湿化粧液などで肌に潤いをあたえましょう。マッサージやパックは、皮脂腺の働きを活発にするため、美肌の効果があります。ただし、強い力でゴシゴシこすったり、毎日やったりするのは逆効果。肌への過剰な刺激が肌を固く厚くし、深いシワをつくる原因となっていることは、意外に知られていません。35歳以下なら、マッサージは多くて3日に一度、パックは週に一度で充分です。(2003.2.6) |

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