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濃いめのメークのせいか、シミができてしまいました |
私はモデルという職業柄、ふだんから濃いめのメークをしています。最近、アイシャドーをつける部分に薄いシミができて、それが日ごとに濃くなってきました。化粧品メーカーを変えてメークをしているのですが、それでもシミは濃くなるばかりで、それをカバーするために、さらに厚くメークをするといった悪循環に陥っています。これまで化粧品カブレを何度か起こしたことがあり、皮膚はどちらかといえばデリケートなほうです。このままシミが定着してしまうでしょうか？（エミ・東京・モデル・23歳）
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思いきってメークをやめ、肌を休息させることを心がけてください |
一般に、化粧品によってできるシミは治りにくいといわれています。ですが、原因がはっきりしている場合、しばらくやめて様子を見ると、色素沈着はよくなっていくものです。エミさんの場合、シミがどんどん濃くなっていくのは、原因となる化学物質（アイシャドー）を遠ざけていないからです。AメーカーがだめならBメーカーに、と変えたところで、成分は似たりよったりなので、肌にとっての負担は変わりません。むしろ色素沈着を繰り返すことで蓄積効果が現れ、回復は遅れるばかりです。
エミさんの場合、元の健康な状態に戻すには、思いきってメークをやめ、肌を休息させなければなりません。仕事柄、肌を休めるのは難しいと思いますが、ふだんはノーメークで過ごし、仕事の時だけに限ってメークをする、仕事が終わったらすぐにメークを落とす、ということを心がけてください。
また、太陽光線はシミ、シワの大敵です。秋、冬でも意外に陽射しは強く、油断はできません。メークは、陽射しに対してはプロテクト効果を持ちますが、エミさんの場合、肌を休めるためには、ノーメークで過ごす時間が必要です。外出する時は必ず帽子をかぶるように気をつけてください。
秋、冬は特に肌が乾燥しやすくなります。仕事柄、一日に何度も洗顔する人は、保湿には特に気をつかわなければなりません。また、肌の手入れのために、数多くの化粧品を使い過ぎるのもかえって肌を傷めることになります。基礎化粧品は、使い慣れていてトラブルの出ない、本当に自分の肌に合ったものだけを使用するようにしましょう。エミさんの場合、そうやってお肌を休めることを心がけ、しばらく様子を見てください。それでもシミが薄くならない場合は、専門医で一度診てもらったほうがいいでしょう。（2002.11.3） |
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