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肌のきめを細かく保つ方法はありますか? |
よく肌のきめが細かいとか粗いとかいいますが、それは生まれつきのものなのでしょうか? また、生活のしかたできめを細かく保つことができるのでしょうか?(神奈川・学生・20歳)
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充分な睡眠、栄養バランスのとれた食事など、規則正しい生活を送ることが大切です |
人間の肌は、生まれた時からきめの細かさに違いがあり、これは遺伝的な要素によって決まります。人種によっても異なり、他人種に比較し、東洋人の肌は、とてもきめ細かくできています。ただ、同じ日本人同士でも、その中できめが細かい、粗いはあるわけで、どうしたらよりきめの細かい肌になれるか、悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。
基本の部分は親から譲り受けるものなので、きめの粗い人にはお気の毒ですが、一生変えることはできません。ただし、現在の肌をこれ以上粗くしないよう保つことはできるので、それを心がけてはいかがでしょうか。肌を美しく保つ努力をするかしないかによって、年をとった時には、かなり大きな違いとなって現れてきます。
肌のきめは、どんな人でも年をとると粗くなってきます。また、気温、湿度、紫外線の量、食事内容によっても影響を受けます。充分な睡眠。栄養バランスのとれた食事。規則正しい生活を送ること。それが肌のきめを保つのに大切なことです。
そして、20代以降ではUVケアに神経をつかうこと。日焼けは想像以上にお肌にダメージを与え、ある程度年齢がいくと、修復できなくなってしまいます。日焼けを防ぐことは、肌の美しさを保つ重要なポイントです。またこれは皮脂腺と関係してくるのですが、男性ホルモンの量が多いと皮脂が多く分泌され、にきびなどの肌トラブルを起こします。これもやはりきめを粗くする原因となるので、早めの手当てが必要です。
最後に、肌のコンディションは、内臓機能や、精神の影響を強く受けます。精神的にストレスの少ない、健康な生活を送ることが、美しい肌をつくる大きな条件であることは、いうまでもありません。(2002.10.3) |

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