LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


官能的な気分を刺激する色とは…
色は私たちの感受性に働きかけるというパワーがありますが、それは受け取る側の人種、国籍、生い立ち、性別などによっても多少異なります。

例えば、セクシーな印象を与えるとされている紫ですが、厳密にいうと性的衝動を与える色は、男性は赤やピンク、女性は赤紫と微妙に違います。ラブホテルなどのネオンに赤紫やピンクが多いのは、これらの色が官能的な気分を刺激するからで、とくに女性は薄紫、赤紫、スカイブルーの色を見るだけで、性的な刺激を受けるといわれています。

また古来より男性のふんどしや女性の腰巻が赤いのも、赤が持つ官能的なパワーが利用されています。さらに赤には性腺の分泌を促す効果や、生殖器の発育をよくする力もあることが、近年の研究でわかってきました。昔の人は経験から赤が「子孫繁栄」に繋がる色だということがわかっていたのかも知れません。ちなみに青の下着は身体を冷やすことになるので、女性は注意して使ったほうがよいようです。(2002.8.5)