LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


心や身体に影響を与える、「音と色」の関係
音によって受ける刺激が色を感じ取る器官にも働きかけ、音刺激によって色を感じることを「色聴」といいますが、この「音と色」の関係を使うとさまざまな効果を得ることができます。

たとえば優しく、ゆったりとした旋律の曲は、紫や青など心を癒す色を感じることができます。疲れが溜まったときなどはベッドに横になり、優しい旋律の曲をかけて紫や青などの寒色系をイメージすると、心と身体が癒されるはずです。

リズム感のあるサウンドは、赤や薄い緑を連想させ、目覚めをよくします。創造力を喚起させるのは、アップテンポの曲がオレンジや黄色をイメージさせるので、エネルギーが沸きます。またさわやかで鳥が羽ばたくようなイメージの音楽で、明るい青を連想させるものが効果的です。

このように、一見何の関係もないような「音と色」が、人間の心理にどのように関わるかを知り、効果的に使うことによって、心や身体に大きな影響を与えてくれるのです。(2002.8.5)