LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


無意識に選んでしまう、「今日の気分」にあった服装
一流企業に勤める若いOL200名を対象に、服部時計店が行った「OLの色彩感覚調査」によると、赤系統や黄色の服を着たくなる時は「陽気」「自己主張」「きまぐれ」「攻撃」といった気分の時。青、グリーン系統の服は「安定」「勤勉」「平和」「充実」という気分の時。茶系統の服を着る時は「古風」「慎重」といった気分の時という答えになったそうです。

毎朝洋服を選ぶ時、誰しもが「今日の気分」を意識して服装を決めているとは思いませんが、無意識的にでも、その時の気持ちが現れているということなのでしょう。何気なく選んだ服装の色で、本人さえも気が付かない深層心理を読み取ることができるのです。これは攻撃的な赤を着ている人にはあまり刺激的な言葉を発さないとか、いいにくいことは青系統の服を着ている時にいうなど、コミュニケーションをとる上でも、利用できそうですね。(2002.7.9)