LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


血圧に影響を与える、部屋の色とは?
「春眠暁を覚えず」といいますが、女性の場合、低血圧などの理由で朝起きられず、一年中眠い…という人も多いのではないでしょうか。

実はこの血圧と色には深い関係があります。ある調査報告では、青い色を基調にした部屋で過ごすと血圧が下がり、赤い色の部屋では血圧があがることが証明されています。ある医者が、動悸、息切れが激しい高血圧の女性の治療を行う際、短期間、女性を緑色の部屋で過ごさせたところ、上が245ミリHgあった血圧が、180ミリHgまで下がったというのです。緑色と青には同じ効果があるため、このような結果になったと考えられています。

つまり高血圧で悩む人は、青や緑を基調にした部屋で過ごせば血圧が下がり、低血圧で朝が苦手な人は、インテリアに赤を使うようにすれば血圧があがります。ただし、赤のシーツや赤のカーテンなど、身の回り全てを赤にするのは刺激が強すぎで、安眠できなくなるので、ほどほどにしてください。(2002.7.9)