LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


人体と色の、計り知れない関係性
世界的な色彩研究家としても知られるインド人医師のディンシャー・P・ガディアリは、特定の色が特定の内臓(腺)に影響を与えるということを発見し、古代から使われていたカラーセラピーを近代的に使えるようにしました。

簡単に言うと、例えば肝臓を悪くしている患者に、肝臓が対応している赤の光を与えることで、腺分泌が促され、その分泌が治療を助けるというのです。オレンジは甲状腺や乳腺、黄色は脈絡膜、レモンは胸腺や膵臓、緋色は卵巣というように、色を、適用される部位に使うことで、特定の症状を拭い去ることができます。

カラーセラピーの専門家であるブルンナー博士は、主治医から6週間は舞台に立つことができないと言われた失声症の女優の肝臓と声帯にオレンジイエローの光線を照射し、40分で治したことがあると言います。同じように虫垂炎の患者は9分間赤い光を照射して治ったそうです。このように人体と色には、計り知れない関係性があるのです。(2002.2.4)