LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


クリスマスカラーにも意味がある
クリスマスカラーと言えば、誰でも緑と赤を思い浮かべると思います。サンタクロースの赤い服、モミの木やヒイラギの緑などですが、このふたつにはそれぞれ意味があり、強い生命力をもつ常緑樹は永遠の生命と神の愛を表し、赤はイエス・キリストが十字架に張り付けられた時に流した血の色を表していると言います。

色相学でいうと赤と緑は補色(色相が対比している色)の関係にあるので、緑をバックにした赤は、より鮮やかに見えるようになります。また赤にはエネルギーの発散を促す効果があり、赤を見ると実際にアドレナリンを促す作用が働くという説もあるそうです。緑は誰の目にも穏やかに映り、気分をリラックスさせる効果があります。

11月も終わり頃になると、街にはこのふたつの色が溢れて、なんとなく楽しい気持ちにさせてくれますが、それはクリスマスが近いという事実だけではなく、このふたつの色が持つパワーにも関係しているのかもしれません。(2001.12.17)