LADYWEB講座|Beauty Clinic

みずき先生の色彩セミナー


日本女性にとって「最も美しい色」とは?
日本の女性が一番美しいとと思っている色は「白」で、全体の26.6%、20代女性では33.8%にものぼります(ポーラ化粧品調べ)。

しかし白は、「しらじらしい」という言葉があるように、実は人に疎外感を与える色なのです。白と同じ性質を持っているのが紺です。白と紺は基本的に正装に使われる色ですが、だからこそよそよそしい感じを与えるのでしょう。また白や紺は汚れが目立ちやすく、女性はこの色を好むため、逆に薄汚れた感じのある白や紺には、嫌悪感を感じます。

最近、看護婦の着る白衣がなくなり、ピンクなどが増えてきました。特に歯科ではこの傾向が目立ちますが、これもただでさえ心細い思いをしている患者を、疎外感やよそよそしさを与える白衣で迎えるのは逆効果だと考えられたからです。初めてのデートに紺と白という組合せの服装で行くと、相手が萎縮してしまって二人の仲が発展しない...ということもあるかもしれませんので注意しましょう。(2001.12.3)