 |
上司はあまり仕事をせず、私ばかりまじめに働くのは損じゃないでしょうか? |
入社10年目のOLです。私は資格を取って、専門職として働いています。同じ資格を持つ先輩とチームを組んで仕事をしているのですが、先輩は私に仕事を押しつけて、自分は定時で帰ります。翌日、打ち合わせに必要だとか、締め切りだったりして、結局私は先輩のようには帰れません。このことは、もちろん上司も知っています。しかし、資格を持つ者が少ないため、やめられると困るからと、上司も「我慢してくれ」というばかり。同じ資格を持つ後輩は、この状態に耐えきれずよその会社に移りましたが、それでも上司は先輩に何もいいません。私も同じように会社をかわればいいのかもしれませんが、大学卒業以来ずっと勤務してきた会社なので、愛憎入り混じって踏ん切りがつかない状態です。とはいっても、残業代はつかないし、ほとんど仕事らしい仕事をしない先輩のほうがいいお給料をもらっていると思うと、働くのもばかばかしくなります。先日、会社の医務室で慢性疲労といわれ、医務室のほうから上司に残業禁止をいってもらったのですが、それでも22時前に帰るのは不可能。今の時代、まじめに働くのって損なのでしょうか?(A・33歳・専門職)
|
 |
自分のためだと思って働けば、どんなことでも得のはずです |
結論からいうと、まじめに働いて損ということはありません。自分のためだと思えば、どんなことでも得なことのはずなんです。それを損と考えてしまう人が、いちばん損します。
どこの会社でも、必ずこういう人はいます。もしかしたら、あなたは人から面倒くさい仕事を押しつけられやすい、不器用なタイプだけなのかもしれません。しかし、10年も社会人として働いてきて、そんなことも解決できず、うつうつと不満を募らせているのはかなり問題があります。今の時代、残業をしているから偉いというわけではありません。一度、先輩と向き合って、理論的にきちんと話し合ってみてはいかがでしょうか? 不満ばかりいっていても、解決はしないし、何も始まりません。
あなたは確かに努力しているんだけど、少し中途半端な印象を受けます。なぜ、上司がそこまでしても、あなたに我慢してくれというのか考えてみたことはありますか? 先輩の勤務態度がそんなに悪いなら、上司とて辞めてもらったほうがいいに決まっています。それに目をつぶっても、必要とされるだけの実力が先輩にはあり、あなたでは足りないということなのではないでしょうか? 働くのが損とかばかばかしいという前に、先輩を抜くぐらいの実力をつけるよう頑張って、会社に認めさせてはどうでしょう。専門職は実力次第の世界ですから、前向きに考えなければいつまでも成長はありません。
しかしそうはいっても、身体を壊してまで仕事をする必要はないと思います。まずはいろいろ考える前に、先輩と直接話し合ってみましょう。それでも駄目で、でもどうしても会社を辞められないというなら、実力をつけることが2番目です。それでも駄目なら、転職も悪くないと思います。今までずっと同じひとつの会社にいて、不安な気持ちはわかりますが、会社の外に出ることによって自分の実力を冷静に見ることができるはず。何より転職することもキャリアのひとつであり、大きなステップアップなんです。仕事は楽しまなければ、それこそ損というもの。心の持ち方ひとつで、悩みも楽になることがあります。もっと気持ちを楽に、頑張ってみてはどうでしょうか? |
|
 |
 |
 |
 |
 |
やや疲れ気味のあなたのカラーアドバイスは、柔らかいオレンジや、ソフトな印象の黄緑色、薄い水色がおすすめです。オレンジや黄緑色でも、ビビッドな印象の色は、視覚的に疲れを増すので、避けましょう。日常生活の目に入る部分に、これらの淡い色の配分を多くすると、仕事の疲れも癒されるでしょう。もうひとつ、自分の意識を変革するためには、「じっくり機をうかがう」象徴である茶色、「現在の流れの中で折り合いをつける」象徴である、紺や青がおすすめです。職場に来て行く服、持ち物などにこれらの色を使いましょう。 |
|
 |
 |
 |
 |
|

|
|
|