留守中、姑が家に入り込んで、勝手に掃除や料理をしてしまいます
	１年前に結婚したばかりの25歳の主婦です。私たちは、私立の学校の教員同士で共働きをしています。数か月前、夫の実家の庭に家を建ててもらい、引っ越ししました。２人の収入で持ち家は無理なので、とても感謝しているのですが、困ったのは、引っ越して以来姑が入り浸りになってしまったのです。最初は煮物を作りすぎたから、といって持ってくるぐらいだったのですが、いつのまにか合い鍵まで作ってしまい、知らない間に入り込んで勝手に掃除をしたり、料理をしていくのです。直接いうと角が立つので、夫からやめてもらうよういってもらったのですが、効果なし。だんだん夫も面倒くさがって、「お前の家事が楽になるんだから、自由にさせておけ」なんていい出す始末。共働きなので、そりゃ至らないところがあるとは思いますが、家に帰ってきて部屋が観葉植物だらけになっていたときには、心底怖くなりました。こんな姑に、どう対応したらいいのでしょうか？（みちる・25歳・教師）
	仲よくやっていくためにも、上手にお義母さんと話し合うべきです
	まず、旦那さんからいってもらおうとするから、逆に話がこんがっているような気がします。まだ新婚ですから、この先、お義母さんとも長くおつきあいをしていかなければいけません。お義母さんと仲よくやっていくためにも、ここは、やはりあなたからお義母さんときちんと話し合うべきでしょう。 その際に、日頃お義母さんにやってもらっていること、それから家を建ててもらったことにはとても感謝しているということを、最初にきちんと告げましょう。「いってしまったら嫌われちゃうかと思って黙っていたけれど、こんなことで悩んでいるんです」といってみてはいかがでしょう。そして、相手の話も聞きながら、自分からこうしてといわずに、相手に解決策をいわせるのが秘訣。いきなり「こういうことはやめてください」なんていってしまっては逆効果。あくまで今後も仲よくやっていくためのものだ、というベースがしっかりしていれば、お義母さんも納得すると思います。 ただ、家を建ててもらったり、やってもらうことだけやってもらって、後は入らないでというのはちょっとわがままなような気がします。建ててもらったからには、お金のことも積み立てていずれは返すつもりでいるんですよとか、自分たちなりに考えているという姿勢を見せるべきなのではないでしょうか。もちろん、お金で割り切れる問題ではありませんから、お義母さんたちの気持ちを気持ちで返していきたい、とはっきりいわないと筋が通りません。「建ててもらって感謝しています、でも入ってこないで」というのは、お義母さんにしてみれば納得いかないのではないでしょうか？ お互いに気持ちよく暮らすために、今後もわだかまりないようにするためにも、お義母さんからも不満な点をいってもらいましょう。気を使い合って生きていくのは、お互い疲れてしまうだけです。お義母さんに感謝しているとか、料理がおいしかったとか、そういうことをきちんと言葉に出して、素直にごちそうさまといいましょう。そのかわり自分が旅行に行ったりしたら、ちょっとおみやげを買っていくような気配りも大事です。 例えば、双方で食事をする機会を持つのもいいかもしれません。いつもお義母さんに料理してもらっているなら、今日はうちで一緒に鍋をやりませんか？　と誘ってみてはどうでしょうか。そういうところで、きちんとした形として仲よくする。仲よくするけれども、親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、お互いの私生活には線を引く。それぞれが１世帯なんですよということは、いってもかまわないと思います。結婚した時点で息子ではあるけれど、私の夫であり、私たちは新しい家を持った別の家族なんだと、はっきりいったほうが気づいてもらいやすいのかもしれません。最終的には他人同士。仲よくしていく方法を自分たちで見つけていかないといけません。でも、くれぐれもストレートにいい過ぎないように。言葉を選んで、「こんなに感謝している、いずれはこうしたい」という気持ちを上手に伝えましょう。（2002.2.5）
	あなたに今必要なのは、集団の中で和を保つ力を表わすブルー系の色、そして一歩引いて周囲をよく見つめ、相手の立場に立つことを象徴するグレイです。身の回りにこの色を配して、自分の意識を変えてゆくように努力してみてください。
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