LADYWEB講座|Color Therapy

ひかる先生のカラー人生相談


質問 弟にもっとしっかりしてほしいのですが
最近、5つ下の弟ができちゃった結婚したんですが、その相手が最悪! 強引に迫られて、認知してしまったらしいんですが、弟の気が弱いことをいいことに二股、三股かけていて、本当は誰の子だかわからないんです。今頃そんなことを相談にくる弟にも頭にきます。当人は、妊娠しているにも関わらず、相変わらず遊びまくっていて、生活費を使い込む始末。弟は、心配かけるからと親に相談できないので、私がお金を渡してます。離婚しろともいえないし、もっと弟にしっかりしてほしいんですけど、どうしたらいいんでしょうか。(りつこ・30歳・薬剤師)


回答 弟さんを大事に思うなら、手を差し伸べないほうがいい
りつこさんは、弟さんをすごく愛しているように一見思われますが、実はあなたのしていることは、弟さんをただ甘やかしているだけなんです。

まず、強引に迫られて認知してしまったとありますが、認知したのは弟さん自身だということは紛れもないことです。ふたりは結婚したのですから、誰の子かわからなかったとしても、弟さんは自分の子供だと思って育てなくてはなりません。弟さんが今いちばんしなくてはならないことは、夫婦できちんと話し合うことです。自立して、結婚までしている大人なのですから、親に相談するのではなく、自分たちで相談して解決しないといけないのです。

りつこさんが弟さんに離婚をすすめるのは、もってのほかです。夫婦のこと、男女のことは親や姉弟ですら、口出しする問題ではありません。よく話し合った結果、どうしてもふたりが別れるということになったなら、そこではじめてりつこさんが相談にのってあげたらいいと思います。それまでは、弟さん自身にけじめをつけさせるべきなのではないでしょうか。

りつこさんのいけないところは、頭にくるといいながらもお金を渡していることです。もしお金がなければどうしたらいいのか、とふたりで相談し、乗り切るのではないでしょうか。だいたい、二股三股かけること自体、お金があるから遊びに行くのであって、お金がなかったらそういうことはできないと思うんです。またお金がなければ、もしかしたら義妹は弟さんを振って出ていくかもしれません。

たぶんりつこさんは、弟さんの気の弱いところが気になって、援助をしなかったら絶望し、落ちぶれてしまうのではないかと心配しているのだと思います。こういう気の弱い人はいきなり突き放すのではなく、りつこさんやご両親がそばにいていつでも変わらず愛しているということ、みんなが応援していることを伝えないといけません。お金を渡さないのはどうしてなのか。その理由をきちんと説得して、自分たちでやっていけるよう、やる気を出させる必要があります。そうすることで、おのずからふたりの結論が出てくるのではないでしょうか。

弟さんたちがふたりでやれるだけのことをやって、もし、愛想が尽きたなら尽きたでいいと思います。弟さんが自分で離婚を決意することが大事だからです。そうでなければ、あの時、りつこさんが離婚しなさいといったから離婚したんだという思いがつきまとい、何ごとも誰かに責任転嫁する癖がつきます。自分の人生を自分で責任を持って生きる。それを諭してあげるのが、本当に弟さんを大事に思う、ということではないのでしょうか? 手を差し伸べることだけが愛ではありません。見守ることも愛、なんです。


あなたにおすすめの色は、弟離れをし自立心を表す黒、それから厳しさを表しけじめをつけるという意味をもつグリーンです。この2色をファッションに取り入れるようにしてみてください。