LADYWEB講座|Color Therapy

ひかる先生のカラー人生相談


質問 禁煙の条件付きで、プロポーズされてしまいました
30歳のOLです。実は私、ヘビースモーカーで、タバコが手放せないんです。今、一日平均1箱半。多いときは2箱は軽く吸ってしまいます。問題は彼なんです。一応、彼は私がタバコを吸うことを知っています。でも、彼はタバコが嫌いな人なので、デートの時ぐらいは、私も彼に合わせてがまん。家に帰ってから、その分思いっきり吸うという感じでした。ところが、最近、彼に条件付きでプロポーズされたんです。その条件とは、タバコをやめること。これから子供を産むことになるだろうし、体にも悪いのだから、これを機にやめろというのです。彼のいうことはもっともなのですが、私は今まで何度となく禁煙に失敗してるし、やめられる自信がなくて……。でも、彼とも結婚したいんです。どうしたらいいのでしょうか?(さちよ・30歳・商社)


回答 逆にチャンスと思って、禁煙してみましょう
実は、私もタバコを吸うので、今回の相談には何とアドバイスをしてあげたらいいのか悩んでしまいましたが、今月もいろいろ考えてみましょう。

やめられない嗜好品として、タバコやお酒などがありますが、やはり体への悪影響を考えたら、いちばんタバコが体に悪いわけです。何かあったときにはいちばん後悔せざるを得ません。ましてやこれから結婚して、子供を産もうとしているのなら、やめたほうがいいという彼の意見はごもっとも。やめるときは、中途半端に節煙などといわず、スッパリやめたほうがいいですね。

考えようによっては、あなたにとって、これはひとつのチャンスでもあります。と、いうのは、タバコというものは、なかなか自分のためには、やめられないものだからです。「別に自分がガンになるだけだから……」なんて強がったこと、喫煙者には1度や2度あるはず。実際に命にかかわるような病気に発展して、医者に止められない限り、やめられなかったという人も多いですよね。でも、今回のあなたの場合は、そんなネガティブな理由ではなく、とても前向きな禁煙の理由があるわけです。

これから生まれくる命のために、そして愛する人のために、タバコをやめるのです。こういう自分に納得させることのできる大義名分があると、意外とすんなりやめられます。ひとりで禁煙するのは大変だけど、あなたのことを心から心配してくれて、しかも愛してくれる人がそばにいて、そういってくれているわけですから。だいたい、タバコを吸う人のほとんどが、ストレス解消のために喫煙しています。だけど、他に満たされるものがあれば、タバコもやめられるはず。「愛する人がそばにいるのだもの。自分は大丈夫」とマインドコントロールをかけるのがコツです。

彼は、タバコを吸わないということですが、そういう人はすごくタバコの匂いに敏感ですから、あなたがちょっと吸っただけでも勘づきます。吸わない人たちの中で、ひとりでタバコは吸いにくいでしょう。だからといって、あまり禁煙をプレッシャーに感じないように。どうしても吸いたくなったら、1本ぐらいは許してあげる。「吸ってはいけない」のではなくて、「吸わない」。そのぐらいの心持ちで気楽なほうが、禁煙は続くでしょう。タバコは、一度吸わなくなってしまうと、今まで吸っていたことがウソのように、吸いたくなくなってしまうもの。愛する彼のそばで、今度こそきっと禁煙できますよ。


タバコを吸いたくなるのは、緊張しているということもあります。ですから、ストレス状態を緩和する色を身につけるといいでしょう。一般的には、グリーンやブルー、やわらかい暖色系がやすらぐ色とされています。しかし、もしあなたがこれらの色を嫌いだとすると、まったく効果がありません。無理してこれらの色を取り入れるのではなくて、あなた自身がやすらぐ色を身につけるようにしてください。