LADYWEB講座|Color Therapy

ひかる先生のカラー人生相談


質問 現在求職中ですが、まったく仕事がありません
私が勤めていた会社が倒産してしまいました。突然に起こった出来事で、ほとほと困っています。今まで普通の事務職だったので、パソコンはメールやインターネットを利用するぐらい。派遣登録しても全然仕事が見つからず、こんなことなら他の資格もとっておけばよかったと後悔しています。今まで自分がしてきたことって何だったんだろうって感じです。この歳でフリーターも辛いし、結婚の予定もないし……。貯金が底をつく前に、身の振り方を考えなくっちゃ。これからの時代はやっぱりIT関係の仕事が強いのでしょうか。また、一 からキャリアを積まなきゃいけない30代の女性に必要なものって、いったい何でしょう。(みさ・32歳・大阪)


回答 ピンチはチャンス。生かすも殺すもあなた次第です
まず、あなたに考えてもらいたいのは、キャリアとはいったい何? 普通の事務職だから何だというのでしょう、ということです。あなたがいうキャリアを積むことだけが、人生ではありません。20代であれ、30代であれ、仕事に必要なのはいかに工夫を持って仕事をしているか、その仕事を愛しているかということなんです。キャリアでなければ、おもしろい仕事ができないわけではありません。

たとえ、普通の事務職であっても、より効果的に仕事をするとか、常に工夫を持って仕事をしていれば、やりがいは持てたはずなんです。そんなあなたの仕事ぶりは、きっと上司や他者の目にとまるでしょうし、もしかしたらステップアップの機会だってあったかもしれないわけです。

ただ、残念ながらあなたの場合は会社がなくなってしまい、また今までの仕事ぶりを反省しているわけです。あなたが、また一から……と考えているのなら、今度こそ自分が情熱を持って打ち込める仕事を探すべきでしょう。この歳でフリーターは辛いとか、そんな外的なことではないんです。

フリーターでも夢を持っていれば、次のステップに繋がるかもしれません。キャリアとかフリーターとか肩書きではなく、仕事の中身を重要視するべきではないでしょうか。仕事ですから、必ずしも楽しいことばかりではありません。ですが、あなたの本当にやりたいことや夢を大事にしましょう。外的なことばかり考えていれば、何度やり直しても同じことの繰り返しです。今回のことは新しいスタートが切れるチャンス。自分が今何をやりたいのか、これからどういうふうに生きたいのか、もう一度考えられるチャンスをあなたは与えられたのです。

職を失ったのは、誰のせいでもなく、あなたの運命だったと思うこと。お金のための仕事ではなく、自分が熱中できるような仕事なら、自然にお金やキャリアもついてきますし、自分に自信も持てるようになるでしょう。また、今までやってきたことが生かせれば、もしかしたら、これからもっとすごいことを体験できるかもしれない。ピンチはチャンス。生かすも殺すもあなた次第なのです。


曖昧さや迷いを表す中間色を避け、自分の主張や明解さの象徴の色である赤、オレンジ、イエロー、ショッキングピンクなどの暖色系のビビットカラーを、洋服のどこかに取り入れましょう。補色を用い、色のコントラストを強くすると、意識を奮い立たせる効果があります。