その昔、貴族と呼ばれた階級の者たちは、飢えた庶民のことなど露ほども考えず、ひたすら美食を続け、しかも反省することもなかった。今のおまえがまさにそれだ。「自分のお金で好きなものを食べてなぜ悪い。その結果、太ったって誰にも迷惑をかけているわけじゃないし」と。ならば、ときどき頭をかすめる「ダイエット」の言葉など、どこかに蹴飛ばしてしまえ。食って食って食いまくればよい。そして、おまえは現世でも、真性デブとして一生を終えるのだ。