第36週めのポイント評価
今週のみかんさんは、54.2kgとなり、わずかですが先週より200g減らすことができました。ところが、食生活のほうを見てみると、よくリバウンドしないで済んだと思えるほど、久々に大幅なポイントオーバーがありました。またその日はアルコールも入っており、たいへん危険な1週間だったといえます。
今週のみかんさんの体重は、確かに減ったのですが、それは朝の体重であって、夜の体重は55.8kgまで上がっています。(読者の皆さんがご覧になる「詳細データ」では、朝の体重しかご紹介していません)これまでのみかんさんの場合、朝と夜の体重差は800gから多くても1kg以内でしたが、今週は1.5kg以上となっていました。下は下がっても上の体重はこれまでにないほど上がり、実はそういった日が数日続いたため、リバウンドの危険性は充分でした。
その危険が回避でき、最終的に54.2kgで落ち着いたのは、毎日欠かさず続けている運動のおかげといえるでしょう。みかんさんの体は、肥満体質から抜け出しつつあり、確実に代謝機能が向上しています。これだけのポイントオーバーをしても、元に戻せるのは立派です。ですが、ここで過信したり油断したりしてはいけません。何度もここに書きましたように、ポイントオーバーが2日以上、運動の抜ける日が2日以上続くと、再び代謝の悪い体に逆戻りです。
今回で低インシュリン・ポイント式ダイエット3クールめは終了し、この3か月間の減量体重は1kgという結果となりました。1クールめ、2クールめに比べ、体重がなかなか落ちず、みかんさんはとても悩んだと思いますが、一度もリバウンドせずに「たとえ1kgでも確実に減らした」ということは、大きな成果です。たとえ少ない数字でも、病気をせず、肌を荒らさず、リバウンドせずに体重を落とせたということは、確実に前進している証拠です。
来週からは、タイトルを『ねばるぞ2kg!』と改め、さらに3か月で2kgの減量を目指す、新しい連載が始まります。次の連載では、低インシュリン・ポイント式ダイエットの総仕上げです。減量目標体重を減らし、自分にプレッシャーをかけることはやめ、「日常生活の中で、無理をせず自然にダイエットを心がける」「運動することが、日常となる」ことを目指し、次の3か月をスタートさせたいと思います。