第21週めのポイント評価
前回、長期にわたるダイエット生活でやせにくくなる理由のひとつとして、緊張感がなくなり、マインドコントロールが効かないということを書きました。これは自分自身の気持ちの持ちようもあるのですが、「周囲の関心がダイエッターから遠のくこと」も、緊張感が薄れる大きな理由のひとつです。
ダイエッターの誰もが体験することですが、やせ始めの頃は「やせたね」という周囲の賞賛の声が刺激となり、励みとなり、自分を鼓舞する原動力となります。でも、そんな周囲も、いつまでもダイエッターを見続けているわけではありません。ダイエッターがやせる努力をすることは、周囲にとってやがて当たり前となり、関心が薄れ、視線そのものが甘く、ぬるくなっていきます。そんな空気を感じるからこそ、ダイエッターの「やる気」も起きなくなるのです。
どんな人間でも、長期にわたって、ひとつの目標を変わらぬ姿勢で目指すのは、大変なことです。だからといってみかんさんの場合、自分に過剰なプレッシャーをかけるのではなく、いっそ開き直って、今はこういう時期なのだから、とゆったり構えてはどうでしょうか? 第二ステップでは確かに体重はあまり減っていないかもしれませんが、最初にダイエットをスタートして、約5か月。その間、7.3kgは減量を成功させている自分が確かにいるのですから。
今は「中だるみ」の時期ではありますが、頑張って現状の食事療法と運動療法を続ければ、それを乗り越える時が必ず来ます。また、これを乗り越えられれば、「たとえリバウンドしても、目標に近付くことは可能なのだ」という、新たな自信が持てるはずです。さあ、気を取り直して、頑張りましょう。