みかんさん、おめでとう！　とうとう12週間、予定の５kgをクリアしましたね。と、いっても、予定を達成したのは、早くも第９週めでしたが……。

この３か月を振り返ってみると、不思議なほど苦労がなく、むしろ「もっと食べなさい」とか、「体重の落ちるスピードを緩めて」といった、ダイエット企画としては珍しいアドバイスをしたくらいでした。みかんさんにとっては、もちろん苦しく辛い時期もあったと思いますが、トータルで考えると、たいへん順調なダイエットだったと言えるでしょう。

ダイエットは、「規則正しい生活」「適度な運動」が基本ですが、みかんさんのダイエットでは、あえて現在の生活スタイルを変えず、食事療法のみで３か月を過ごす、という方法を選んでみました。

それというのも、「太り過ぎで悩んでいる人」「ダイエットで失敗する人」のほとんどは、「食べ過ぎ」や「不規則な生活」以上に、「意識の持ちかた」に問題があるからです。つまり、自己管理が苦手で、目的意識が希薄であると、一時的にダイエットで体重を落としても、それは決して安定した体重にはならないのです。みかんさんの太った原因は、食事の内容以上に、そういった「意識の問題」が、大きな場所を占めていたと思います。いくら論理的、科学的に正しいダイエットの方法論を提示しても、メンタルな部分のケアがなければ、長続きしません。自分にプレッシャーをかければかけるほど、挫折しやすくなるので、みかんさんのダイエット指導では、「意識改革」を第一目標に置きました。

ただし、まだたったの３か月です。ポイント式低インシュリンダイエットで、少しだけ「ダイエット生活」に慣れたに過ぎません。太っていた頃の生活習慣は、たったの３か月で変えられるはずもありません。ですので、次の３か月は、もう少し「ダイエット生活」に慣れるための期間、そして少しだけ生活習慣を変えるための３か月を、目標にしたいと思います。

みかんさん、そして読者の皆さん、これからもご一緒に頑張りましょう！