先週、「これでこの連載も終わり」と今までの反省と今後の決意まで皆様に語っておきながら、再び登場してきちゃいました(笑)。
やはり私の中では、「達成! 目標体重の半分」などという中途半端な体型のまま連載が終わってしまうというのが非常に悔しかったので、続行が決定したときは、本当に嬉しかった。たった1か月で劇的に痩せることは無理だろうが、せめてもう少し体型が美しくなるように、頑張ろうと思っている。
さて、今回の連載は「仕上げの1kg!」というタイトルで、食事は今まで通りの「ポイント式低インシュリンダイエット」だが、新たにリズムヨガのメニューが加わった。この部分の指導は、国際魅力学会のマダム路子先生にしていただくことになった。
連載終了の翌日、ダイエット塾の七尾先生に連れられて国際魅力学会のスタジオに行き、早速ヨガの授業を受けることになった。路子先生とは以前から面識があり、私が太っていたこともご存知なので、第一声は「あら、本当に痩せたわね」であった。特に背中のお肉がなくなり、丸みが取れたと言われて非常に嬉しい。
スタジオには全身鏡がおいてあり、その前にレオタード姿で立つと、我ながら「痩せたな〜」と思う。思うのだが、ヨガの間、ポーズを取るたびにどこからともなくはみ出してくる贅肉もしっかりと鏡に映るため、どうにもこうにも情けないような気分が襲う。
数か月、毎日柔軟体操をしていたため、ヨガのポーズもさほど苦労することなくできて、路子先生からも「思ったより身体が柔らかい」とお褒めの言葉をいただいた。けれど、普通の柔軟体操と違い、普段使わない筋肉を動かすポーズをすると、左右によって楽なほうと辛いほうがあることがわかってくる。
それは身体が歪んでいるからだそうで、私の場合は左側の腰が弱いことが判明した。例えば足の裏を合わせて手で膝を押して股を開く運動では、右足は床につくのに、左足はつかない。女座りをして腰を横に曲げる運動でも、右より左に曲げるほうがずっと痛みを伴い、曲がりにくい。
普段、自分ひとりでやっているときは、無意識に辛いほうは軽くやっていたのだと思うのだが、路子先生はまったく容赦なく、「もっと曲げてみて」と私を支える手に力を込める。
ある程度は柔らかいと褒めてもらったものの、今までの運動メニューでは使わなかったような筋肉を動かす体操をすると、途端に「身体の硬い人」になってしまうのがまったくもって悔しかった。
ヨガは呼吸法も大切で、ラジオ体操のようにある程度動きに勢いをつけて、その勢いを利用して身体を曲げるのではなく、ゆっくりと息を吐きながら徐々に身体を倒していく。ゆっくりと倒す分、関節が伸びるのだが、ポーズによっては体中の筋肉が悲鳴をあげるくらいに痛み、次の日には久し振りに筋肉痛になってしまった。
これだけ毎日運動をしてきたのに、さしてハードとはいえないヨガで、汗をかき、筋肉痛にまでなってしまうとは、「恐るべし!リズムヨガ」という感じである。
でも、ここのところほとんど体重が変わらなかったので、この新しいメニューで、自分の身体にどんな変化が現れるのか、そしてそれは1か月という短期間でも現れるものなのか、今からとっても楽しみである。