先週久し振りに200gの減量に成功した私だったが、今週は再びまったく体重の動かない一週間を過ごした。とは言えこの一週間は、なぜかものすごく食欲が出て、結構間食が多かったので、増えなかったことだけでもよしとすべきかもしれない。
「ダイエットには強い意志」などと言った次の週に、こういうことを言うのは気が引けるが、今週の私は「ちょっとだけ」という甘えた気持ちで、クッキーやチョコレートなど、甘いものをたくさん食べた。
以前、生理時に太るというのは本当だろうか? というようなことを書いた時、私はあまりその影響がないと言ったが、生理前にはわりと食欲が出る。ここ数週間、ほとんどなかった「空腹感」に襲われ、チョコチョコと何かしらを口に入れてしまうことが多かった。
しかも、甘いものばかり欲しくなり、以前なら、時々お腹が空くと、ミカンやバナナなどを摂るようにしていたのに、どうしても「砂糖」的甘さが欲しくなる。これも生理前には今までもよくあったのだが、その「欲しさ」加減が半端じゃない。
もしかしてコーヒーを飲むのを止めたことで、砂糖の摂取量が減り、他で補おうとしているのかも…とも考えたが、それにしてもほぼ毎日食べたくなるというのはどういうことだろう。
ダイエット塾の七尾先生に相談したところ、「ホルモンのバランスが変わったり、頭を使ったりすると欲しくなる」というお答えだったが、特に今週に限って知的労働に従事したという覚えもない。
ライターという仕事は肉体労働というよりは頭脳労働だと思うが、この仕事を始めてもう10年以上経つ。原稿を書くために頭脳を使うのは、何も今に始まったことではない。たった1週間前は、食生活が改善されたことであまり食べたいという意識にならないと本当に思っていたし、「ラストスパートだ」という気持ちから、お酒も控えて、完全に「強い意志」を手に入れたと本気で思っていた。
それから大した時間も経ってないというのに、この変化は何だろう。
もちろん、お酒を飲んでもセーブしているし、運動も続けている。特に目立って食べ過ぎたり、ポイントオーバーを繰り返したわけでもない。
けれど、妙に「空腹感」が強かったり、「食べたい!」という気持ちに襲われたり、甘いものばかり食べたり…というのは、明らかに私の中で何がしの変化が起こったからだろうと思う。生理前にはこうなる、というちゃんとした根拠があれば、それはそれで仕方がないし、それを踏まえて自己コントロールもするが、果たして本当にそれが原因なんだろうか。
再び数日後には気が引き締まり、食欲を抑えることも簡単になるのかもしれないが、今は甘いものを控えることに結構な努力が必要で、ちょっと苦しい。
それにしても、もしもここでこういう事を書いていなかったら、「最近甘いものが食べたくて〜」と、深く理由も考えずに、その気持ちのまま食べ過ぎていたに違いない。
そう思うと、自分の肉体の変化に日々目をやって、例え一瞬その誘惑に負けても、「これではいけない」と考え直させられる時間を持つことは、ダイエッターにとってとっても必要なことなのかもしれない。