2003年2月10日

ダイエッターの諸君! お待たせしました! 遂に体重が54kgを切り、53kg台に突入しました!

減った数字はたった200gなのだが、やはり桁(1の位だけでも)が変わるのは久し振りなので、とても嬉しい。この勢いに乗って、できればトントンと減らしていきたいものだが、今までの流れからするとあまりそんな風に思い込まず、下がったことを喜ぶくらいに留めておいたほうがいいかもしれない。本当にカメのようにゆっくりではあるが、こうやって確実に減っていくことが確認できると、ダイエット生活にもやり甲斐が出る。

ところでダイエッターの諸君は、先週掲載された「謎の中国人女」が誰だかわかったであろうか。あれは、実は私である(当たり前?)。あの写真は、コメントにもあるようにとあるパーティで写したものなのだが、デジタルカメラで撮影し、すぐ次の日に友人に「見て見て!」と見せたら、「誰これ?」と、皆に言われた。

「誰なのかわからないくらい変わった…」ということであるならば、それはそれで嬉しいのだが、カメラの小さな画面だったこともあり、「どこの怪しい女かと思った」という感想がほとんどだった。まったく、友達というのは遠慮がなくて失礼である。

他人のコメントはさておき、自分ではあのチャイナが着られた時点で、「やっぱり痩せた〜」と改めて実感することができた。もともと52kgくらいの時に買った服で、体重がマックスだった時には太ももさえ通過できなかった代物である。

54kgの私が「今日はチャイナを着てみようか」と思うこと自体が、実はとてつもないチャレンジで、例え着られたとしても「ピチピチ」の可能性は充分あったのであるしかし結果は、「とりあえず着られた」どころではなく、ウエスト周りには余裕さえあったのだ。52kgの時にはジャストサイズだったものが、現在の体重で余裕があるということは、やはり運動の効果で体型が変わったということだろう。

「運動」といっても、毎日やっているのは柔軟体操レベルである。それでもこれだけ長い間続けると、いらない贅肉はキチンと取れていくということなのだ。これって、本当にすごいことだと思う。1年もかけて痩せるとか、毎日たった5分の運動とか、世の中に溢れている他のダイエット方法に比べると、とっても地味な感じがあるのは否めない。それでもまったくリバウンドせず、地道ながらも確実な結果が出ているというのは、なかなか他では見られないのではないか。

芸能人がダイエット本など出した後で、しばらくすると元の体型より太ってしまっているのをよくみるが、一時期的なダイエットは簡単に成功しても、それを維持し続けるのはダイエット以上に難しいという見本のようなものだ。

「冷え性」「肩こり」「低血圧」などと同様、「太りやすい」というもの生まれ持った体質かもしれないが、体質は変えられるのだということを、このダイエット生活で学んだ気がする。痩せたことだけでなく、小学生の頃から悩まされていた肩こりも、運動のお陰で随分よくなったし、消化のよいものを食べているせいか、便秘や冷え性もかなり改善された。

「体質だから」と言えば、何となく理由があるように思えてしまうが、その体質を改善して、健康で美しく生きていく方法を探すことに目を向けた方が、賢い生き方だと強く思う今日この頃だ。