2003年1月27日

ついにというか、やっとというか、とりあえずこのページの更新日に、なんとか54kgジャストを出すことができた。

何回か見ていた数字なので、「ヤッター! 減った!!」という気分ではないが、少なくとも停滞期ではないことは確かなので、やはり嬉しい。この調子でトントンと落ち続けてくれるともっと嬉しいのだが、あまり焦らず、きっと落ちると信じて頑張るしかないのだろう。

と、珍しく余裕あり気な発言ができるのは、数字には表れないものの、我ながら「絶対に痩せた」と思える事実があるからだ。

今回の連載スタート時に撮った写真は、このページの表紙に掲載されているが、あの写真で履いているスカートは、撮影当日、ウエストにしっかりとフィットするサイズだった。そのフィット加減は緩くもなく、きつくもなく、まさに私のウエストサイズと同じ。ところが昨日、このスカートを履いたら、何とお腹とスカートの間に、指が4本も入ったのだ!!

数字が落ちないことに少々イライラしていた私にとって、この事実は大きい。それに、携帯電話を持つようになって、滅多にしなくなった腕時計、(肉体の)最盛期には肉に食い込んでいたのに、先日付けてみたらグルリと一周させることができた。手首も細くなっているということが判明したわけである。

撮影時と現在では、1kgの差もないというのに、この変化はどういうことだろう。やはりこれが運動の効果なのか。

確かに数字的にも下がって欲しいが、見た目が確実に変化を遂げているとあれば、ちょっとは心理的に余裕もできる。肉体が変化すれば、きっとある日、数字も落ちるに違いないと、やや余裕を持って思うことができるのだ。

今回の連載からプラスされた「週に1回の運動メニュー」は、前回も書いたとおり、結構ハードである。有酸素運動というほどのハードさではないが、息も上がるし、汗もかくくらいにはハードだ。

特に前半は腕を上げたり回したり、一時も休ませず酷使するため、途中で腕がダルくなり、とても最後まで動かし続けることができない。そのため、ところどころ足だけ動かして、腕は休ませたりしなければ、とても続かない! という状態だった。

けれど昨夜1週間ぶりにやってみたら、もちろん途中かなりダルくはなるが、とりあえず腕もサボらせずに最後までやることができた。本当に週に1回、その運動しかしていないのなら、たかが3〜4回のことでそんなには変化しないと思うが、筋肉痛になっても次の日には柔軟運動してほぐし、きちんと筋肉にしてきたからだと思う。

そういう意味では、継続して続けると必ず効果が出るという見本のようではないか。その結果が、腕時計がグルグル回ったり、スカートに指が4本入ったりということなのだ。

できれば人に伝えやすい結果として、数字の低下にしっかり繋がって欲しいという気持ちはあるが、運動が終わった後の、なんとも言えない清々しい感じは、誰に伝わらなくても快感である。

お腹一杯好きなだけ食べる…という以外にも、快感はたくさんあるのだと知っただけでも、かなりの進歩だと思う今日この頃だ。