2002年9月23日

あんなに長いこと続いた「停滞期」。数百グラム落ちると、すぐに訪れた「停滞期」。体重が落ち始めた…なんてことは、ここ数か月まったくなくて、一度落ちると必ず「停滞期」が襲い、「痩せた次の週は停滞期になる」というのが、私の中の常識と化していたというのに…。

何と、今週も落ちました。200gという微々たる数字ではあるが、3週連続で落ちたので、結果として1kg減に成功! 目標体重まで、2kgを切ったことになる。これはかなり嬉しい。まるでダイエット開始直後のようなこの落ち方(落ちる数字はかなり違うが…)。一体どういうことでしょう。もしかして、もしかしたら、目標クリアも夢ではないのだろうか?

正直に言うと、目標達成日まで1か月を切った時点で、あと3kgの減量は無理だと、少々諦めていたのだが、これならひょっとすると、奇跡は起きるかもしれない。
 しかも、もしもこの1週間で、再び200gでも減ってくれれば、私は「55」という大きな壁をぶち破ることができるのだ! そう思うと、すっかり気持ちに馴染んでいた「停滞期」には、やはりもうしばらく来てほしくない。本当に微々たる数字しか落ちないため、1食でも食べ過ぎるとすぐに戻ってしまうが、それでも1週間かけて確実に落ちていくのと、数字を「維持」するだけでは、まったく気持が違うのだ。

それにしても、我ながら「痩せたな〜」と思う。「体重グラフ」のページを見れば一目瞭然ではあるが、そういうことではなく、全身鏡に映した自分の肉体を見て、しみじみ「痩せたな〜」と思えるのだ。

長い間、鏡に映る自分を見るたび「なんじゃ、この腹は!」とか、「超デブになってる!」としか感じられなかったことを思うと、考えられない変化だ。ダイエッター生活も半年近くなり、日々の生活の中では数百グラム、多くても1kgくらいの数字に一喜一憂している。「体重が落ちた」と思える日より、増えたり維持するのみの日のほうが断然多い。

けれど振り返ってみれば、スタート時より8kgも体重は減り、当時のパンツは緩々で、ベルトなしでははけない状態になっている。今まで「努力」とか、「継続」という言葉とは無縁で生きてきた私だが、「努力し続ける」ということが、こんなに確実に結果に現れるということを、今回初めて知った。今までの人生が悔やまれるところではあるが、自分にも何かを成し遂げられると知ることは、気持ちがいい。

ここのところ急に寒くなったので、この夏はき続けたサブリナパンツ(古い?)から、Gパンに変えようと思ったのだが、先にも書いたように、スタート時にはいていたものはブカブカになっている。そこで私は、去年の冬にはウエストがしまらないどころか、ウエストまで上げることさえできなかった数年前のGパンを引っ張り出してきた。それしか他にはくものがないのだから、仮にキツキツでも無理矢理はいてやる! と気合を入れてはいたのだが、何とも気合の無駄遣いで、スルリとウエストまで入り、しかも、息を止めずにボタンをとめることができた。

気合を入れていた分、拍子抜けしたくらい、それはなんとも簡単に私の身体に入ってしまったのである。1年前、太ももで止まってしまったGパンが、軽〜くウエストまで上がり、簡単にボタンがとまる…。こういう経験こそ、ダイエットの醍醐味だ。これから本格的な衣替えの時期に入る。ゆっくりとではあるが確実に痩せてきたという実感を日々噛み締めて、残りのダイエッター生活の励みにしようと思っている。