先週、何とか体重を300g減らすことに成功し、また始まるであろう停滞期に備えて、気合を入れなおした私だったが、気合を入れなおしたことがよかったのか、何と今週も400g減らすことに成功!
そして何と! 超久し振りに『55』の数字を見ることができた。前日、56kgジャストの数字を見たときに、「もしかして明日は…」と思ったものの、以前にも一回同じことがあったので、心の底では期待しつつ、でも表面的に「別に減ってなくてもいいけどね」といった態度を装い(誰に対してだよ!)、珍しく念入りに体操をして、私は床に着いた。
そして朝目が覚めると、速攻で体重計へ。するとどうでしょう。そこには昨日と変わらず、「56」の数字が……。やっぱり期待しなくてよかった……と思い切りがっかりした私は、大切なことを忘れていた。パジャマを着たままだったのだ!
そう、『気にしてないふり』を装いながらも(だから、誰にだよ!)、実はメチャクチャ痩せていることを期待していた私は、焦るあまり、ベッドを飛び出してそのまま体重計に乗ってしまったのだ。
自分の興奮した様子にちょっと恥ずかしくなって、私はゆっくりとトイレに入り、下着姿になってから、再び体重計に乗った。そして、遂に、長い間思い焦がれていた数字と巡り合うことができた。「55.8」、そこには確かに、久し振りに……数年振りに見る数字が踊っていた(イヤ、踊ったのは私のほうか…)。
やはりダイエットをしていると、日々の上では200g300gで一喜一憂してはいるが、一番嬉しいのは60とか、55とか、分かりやすい単位の壁を切ることである。今回の私は、壁を切ったわけではなく、壁が見えただけではあるが、目標が目の前に現れると、やはり俄然やる気が出てくる。特に、前回の「まずは5kg」の時と違い、かなり緩やかに、本当に100gの単位でしか体重が減らない今回は、この大きな壁がなかなかやってこなかった。
何しろ60の壁を切ったのは、前回のことですから…(笑)。
その上、目標クリアまであと1か月を切ったというのに、3kgも痩せなければならない…という、先週の焦りに比べ、あと2kgちょっと…というのは、大きく違う。3kg弱と、2kg強…その差はほんの数百グラムだが、気持は全然違うのだ。
もちろん、2週続けて落ちたということは、またしばらく停滞期に入るかもしれないが、それでも何も結果が得られなかったこの数週間を思えば、やる気が違ってくるというもの。それに、実は私は今、「平均的に体重が増える」といわれる、生理になっているのである。
普通体重が増える時期であるはずの生理時に痩せたということは、本当はもっと痩せているということなんではないだろうか? 実際に生理の時には太るというのが医学的に正しい知識なのかどうか、私にはわからないが、よくそういう話は聞くし、私自身、今までそうだった気がする…。
と、考えてフト思ったのだが、私はここ数年、体重が増加するたび、「そろそろ生理だかから」「今生理中だから」というのを言い訳にしていたような気もする。そしてもちろん、生理が終わっても、増えた体重は元に戻らないのだが…。
こんなに長いこと女をやってきていて、今さら言うのも何だが、生理と体重は、本当に因果関係があるのか、残りのダイエット生活のためにも、ぜひ知りたいところだ。