2002年8月26日

何と! ダイエット生活5か月めにして、初の「リバウンド」をしてしまった!ショックだ! ものすごい、ショック! でも食事日記を見れば明らかに、その原因は日々の食事の中にある。

今週はお盆に入り、私は仕事柄特別に休みだったわけではないが、しばらく会えなかった友人と会う約束がたくさんあった。週の初めにはお世話になった人が、高級鉄板料理屋に連れて行ってくれた。いきなりフォアグラだアワビだと、高級食材がバター焼で出てきた。飲み物は当然、アルコール。

ダイエッターである私は、本当ならそこで「マズイかな?」くらい思うべきである。でも私は全然、焦らなかった。この5カ月、結婚式に出席してフルコースを食べてもリバウンドしなかった自分の身体を、完璧に信頼していたのだ。だからまったく残すことなく、デザートまで食べ尽くした。

当然その夜は体重が増加したが、そんな数字を見たときでさえ、「あら、やっぱり太ったか」といった程度で、きっと2日くらいの間には戻ると、これまた身体を信頼して、安心しきっていた。

次の日には友人と会う約束をしており、彼女が連れて行ってくれたのは、最近できた「豚の角煮」がおいしい定食屋だった。今までの経験上、定食屋でゴハンと味噌汁まで食べて、しかもメインがお肉だと、結構なポイントになることはわかっていたが、その日は朝食も摂っていなかったし、1日でうまく調整すれば大丈夫だろうと思い、きっちり食べた。

本当ならその夜はさっさと家に帰る予定だったので、夕食は控えめにしようと思っていたのだが、友人の実家に行くことになり、そこで夕食まで出されてしまった。しかも、当然のようにビールが…。さらに、子持ちの友人だからこそ、「夜はさっさと帰る」と思っていたにも関わらず、実家に帰っていた友人は子供を親に預けて「飲みに行こう」と誘ってくれた。これはお酒を飲まない彼女にしては珍しいことで、ゆっくり会うのが数年振りだったこともあり、私は快く行くことにした。

もちろんダイエッターとしての自分の使命(?)を忘れていたわけではない。2日続けてこんな生活をしてしまったら、まずいということは充分にわかっていた。けれど、数年振りのことである。数年に1回しかないことならば、仕方ないだろう…そう考えた私は、それでも飲むペースをグッと抑えて、彼女と飲みに行った。

2日続けてのポイントオーバーは、信頼する私の身体にもしっかりと現れた。これは何とかしなくては! と思ったが、次の日から親戚の子供を預かることになっていた。小学校5年生の子供を、私の狭い部屋にずっと閉じ込めておくわけにもいかないので、私はできる限り遊びに連れて出た。近くに住む私の親も、親戚の子供と私を連れて、焼肉に連れて行ってくれた。

子供を実家に送り届けると、親戚が「お礼に」といって、近くにあるおいしい「もんじゃ屋」に連れて行ってくれた。焼肉にももんじゃにも、やっぱりビールが付いて出てきた。もちろん、私が「飲まない」といえば、誰も無理矢理飲ませたりしない。だけど、「飲む?」とも聞かれずに当たり前のように目の前に出されたビールを残すことは、私にはできなかった。

それに本当は、鉄板焼の次の日から気が付いていたのだ。どうも胃が大きくなって、お腹が空くのが早くなっているということにも…。こうして私は、完璧に信頼していた自分の身体に裏切られ、見事リバウンドを果たすことになった。

今は、七尾先生に会う日を、密かに恐れている日々だ。