2002年4月22日

いよいよダイエット生活が始まった。このポイント式低インシュリンダイエットで本当に痩せることができるのか、不安というより今は、楽しみな気持ちが大きい。

初日、さっそく朝一番に体重を計ってみた。考えてみると1年半前、この家に引っ越してきてから、あまり体重を計らなくなった。なぜかと言えば、以前住んでいたところより狭くなり、お風呂を出たところがすぐ台所という間取りなので、体重計は隅に立てかけられているのだ。以前は習慣的に、入浴前に計っていたのに、今はいちいち出すのが面倒で、思い出した時にしか計らない。考えてみると、この1年半で8kg太ったのは、それが原因かもしれない。

久し振りに体重計に乗って、気持ちも新たにダイエッターとして頑張ろうと思いきや、この日は知人とブランチを共にする約束をしていて、何とダイエット1食目から外食になってしまった。

しかも、知人が連れて行ってくれたのは帝国ホテルのラウンジ。もちろん洋食で、まだ頭に食品についての知識が入っていないから、ダイエッターとして何を食べてよいのやら、大いに悩んでしまった。とりあえず何となくの知識でお肉を避け、魚料理にしたけれど、1日め…イヤ、1食めからこんなんで、本当に痩せることができるのか、早々に不安になってしまった。

それでも2食めから食品カードをみつつ、ポイントの低いものを食べるように心がけると、3日めには少しだけ体重が落ち始めた。そうなるとやっぱり、元に戻るのが悔しくて、自然に食べものに気を使う。夜中に仕事をすることが多いので、夜もさけてくるとお腹が空きだし、ちょっと辛いけど、すぐに食べられるようなものはダイエットの前にしっかり食べて片付けたので、手を出すものがない。

ポイントを計算してみると、まだまだ食べてもよいみたいなんだけど、我慢できるなら、我慢してしまおうかなと思い、今のところ低いポイントで抑えることができている。ただ、いつもはほとんどしない外食が、この1週間で3回もあったのは痛かった。

私は普段、家で仕事をしているので、外食することはめったにない。外に出なくて太ったのではないかと思うくらい外出しない私が、ダイエットを始めた途端に人と会うことになり、何だか狙われたような気がする(誰にだよ!)。やっぱり外食すると、一気にポイントが高くなる。私は祖父母に育てられたので、「残す」ということに罪悪を感じてしまうのだ。それに一緒に食べている人にも悪い気がして、ダイエットを気にしつつも、ついつい食べてしまう。それでもいつもなら気にせずにガンガン飲むお酒を控えたお陰か、体重にはさほど現れずに安心した。日曜日の朝には、なぜか突然体重計が壊れているというアクシデントが起きた。仕方ないのでさっそく新しい物を買ってきた。

今度のは体脂肪も計れるもので、私は生まれて初めて体脂肪というもを計り、明らかに肥満という数字が出たことに愕然とする。これってやっぱり運動不足だろうか?

外食は太る。でも、外に出ないのも太る。今後の課題は、一緒に食べている人に気を使わせず、楽しく食事して痩せる…ということかな?