2002年7月29日

今週も体重はまったく変わらず、毎日1kgの間をフラフラしていた。「停滞期」という状態にも慣れているので、「痩せない」という焦りはないし、思い切り太ってしまうということもないので安心なのだが、それにしても、一瞬だけでも減る…ということがないのは不満。

1回前の停滞期の体重までしか戻らない代わりに、最高に減った数字も変わらないのだ。しかも100gとかいう単位でさえ、減らない。いくら停滞期とはいっても、ちょっとくらい「初めての数字」を見せてくれれば、少しは楽しいのになぁ…と体重計に乗るたびに思う。

体重に関していえばまぁ、そんな感じで「可もなく不可もなく」という状態だが、別のところでダイエッターとしての喜びがあった。どうも、足が痩せたようなのである。足といってもわかりやすくふくらはぎや太ももが細くなったわけではない。足首だ。

私はこの夏、大抵サンダルを履いている。それは足首のところで1周して、くるぶしのあたりでボタンを留めるものなのだが、このボタンが、いちいちはずさないと履いたり脱いだりができず、非常に面倒な思いをしていた。それが最近、いちいちはずさなくても履くことができるのだ。もちろん脱ぐこともできる。これはやはり、足首及びその周辺の脂肪が減ったということではないだろうか?

体重が減らないのにこんなところの脂肪が減るのは、やはり体操の効果なのだろうか? 正直いって、まだ毎日きちんと体操はしていないが、こんな効果があるとわかれば、ちょっとやる気になってしまう。それにしても「脂肪」って、とんでもないところに増えているんだなぁと、改めて実感。

今回の件で思い出したが、私は昔、靴のサイズが24cmだった。この身長でそのサイズなのは、まさしく「馬鹿の大足」だが、20歳の頃一度ダイエットに成功した時に、23.5cmにサイズダウンした。以来、20kg太った現在も、靴のサイズは23.5のままだ。

同じ「太る」という状態でも、脂肪がつく場所は違うのだなぁと、しみじみ思った。そして減っていく場所も、年齢やダイエット方法などによっても違うものなのだろうか? 太ると最初に目に付くのは、やはり顔や下腹だろう。とくに私はまず顔に脂肪が増える。以前太った時は、ふくらはぎなどはあまり太らず、ひたすら顔と下腹ばかり膨れ上がったが、今回はシッカリ足も太くなった。まぁ、「太る」というレベルの問題もあるのだろうが……。

それに指輪が入らなくなったので、きっと指にまで脂肪がついているのだろう。というか、これって「全身隙なく太った」ってことか……。いくら急激に太ったといっても、一日で10kg増えるわけではないので、自分の細かい変化には、なかなか気がつかない。けれど目一杯太った後に、こうもゆっくりと痩せていくと、日々変化していく自分の身体に敏感になる。

できれば他人様から見てもわかるところから減って欲しいとは思うけど、体重に変化のない近頃の私にとって、足首回りの脂肪が「減ったらしい」というのは、大変嬉しい発見だった。