今回からタイトルも新たに「さらに5kg!」になり、食事だけでなく、体操という新しいメニューも加わり、いよいよ「わりとデブ」から「ちょっとぽっちゃり」の体型に向かっていくことになった。
しかもその1週めにして、数週間動かなかった体重が、再び動き出し、またまた「久し振りに見る数字」を目にすることができた。めでたい! 新しい数字を見ると、やっぱりダイエットの励みになる。毎日毎日食事メニューを書き、体重を計り忘れないようにするというのは、結構大変である。その上まったく体重に変化がないと、何だか毎日やっていることが空しく思えてしまう。ましてやたいして食べた覚えもないのに、朝より一気に1kg以上増えていたりすると、もうガッカリだ。
だから体重が少しでも減って、ダイエットを始めて以降、最高に減った数字を見た時の感動はかなり大きいし、「この数字を維持したい!」という気持になるため、リバウンドしないように気をつけることになる。これって一種のマインドコントロールではないだろうかと、私は最近思っている。
ダイエットを始めて3か月も過ぎたというのに、私はいまだに何で痩せたのか、停滞期がなぜくるのか、そのメカニズムをあまり理解していない。減る時と増える時の確かな「理由」が思い当たらないし、食べた量や満腹感と体重は、必ずしも比例しないからだ。
だからこそ、「停滞期は3週間くらい続く」とか、「このままの食生活をしていれば必ず落ちる」というダイエット塾の七尾先生のコメントが、かなり私の意識に影響しているのではないかと思うのだ。
つまりそれがマインドコントロール。
七尾先生の言葉だけではなく、体重を毎日つけていると、計った時と書く時、2回にわたって「本日の体重」について思いをはせることになる。体重が増えてしまった時は「やばいなぁ、食べないようにしよう」とか、いつまでも体重が動かないと、「何でだろう? 停滞期に入ったのかな?」とか、いろいろなことを思う。
その時の意識が、次の食事に反映されているのではないだろうか? そしてその結果、体重にも反映されているような気がするのだ。それにここまで体重が減ってくると、今まで着ていた洋服は、かなり楽に着られるようになった。「キツイ〜」と、一日中ウエストが苦しくて、家に帰ると速攻でズボンを脱ぎ捨てていた頃とは違い、かなり楽に着ていられる。
だから逆に、ちょっとでも食べ過ぎた時の「苦しい感じ」に敏感になったのだ。一日中苦しいと、食べ過ぎた時の苦しさがあまり目立たないが、普段楽に着ているものが苦しければ、「きつさ」が目立つ。「キツイ」と思うということは、「太った」ということな訳だから、「マズイですよ〜」という信号が身体から脳に送られる。
太った痩せたというのは身体のことだけど、食べ過ぎたとか服が苦しいということは、脳も感じる。「やばい」とか「痩せよう」とか、「食べ過ぎないようにしよう」と強く思い、「マインドコントロール」することも、ダイエットには大切なんじゃないかと思う今日この頃だ。