先週、「6」の数字を見なかったことに、大変気をよくし、今週はとにかくバランスよく、ちゃんと食べるということを目標にしてみた。実際、かなりバランスよく食べたのではないかと思う。1週間で摂った野菜・フルーツの量も、結構なものだし、ポイントも、そんなにバラつかなかった。
これならダイエット塾の七尾先生にも褒めてもらえるはず…と思ったのだけど、シッカリ食べたら、シッカリ体重に現れてしまった。あやうく「6」の数字と再び会うようなことになり、ものすごくショックだった。体重が減っている時期は、多少食べても大丈夫…という言葉を言い訳にして、思えば結構食べたような気がする。
それにエネルギーの消費も少ない1週間だった。取材に歩き回って、食べる時間もあまりなく、結果「5」の数字と出会うことができた先々週に比べ、今週はほとんど家にいた。家にいて、あまり動かず、お腹が空くと食べる…という、実に痩せる前とまったく同じ生活をしてしまった。
面白いもので、太っていたときの生活をしたら、本当に太ってしまった。自分では「そんなに生活を変えたつもりはない」、「そんなに食べる量を減らしたわけではない」と思っていたが、メニューを見れば一目瞭然。あまり考えないと、こういう生活になってしまうらしい。
イヤ、あまり考えなかったというわけではない。その証拠に、以前七尾先生に注意された通り、ちゃんと野菜の摂取量を増やし、ポイントも考えて摂るようにした。だけど、気が付くとほとんど毎日麺類ばかり食べ、鶏肉を食べ、そこに野菜を足している…という感じだ。これではやはり、バランスが悪いということになってしまうのだろう。その上エネルギーの消費が低いから、このように体重に出てしまったのだと思う。
せっかく横ばいを含めほとんど右肩下がりだったグラフを、ついに上に向けてしまうのかと、昨夜はかなり落ち込んだ。今朝、体重を計ったときに、とりあえず先週と同じ体重に戻ってくれていて、これは奇跡のようなものだ。
思えばダイエット生活もそろそろ3か月。3か月といえば、「まずは5kg!」の5kgを達成するときである。先週最後の体重は、実は(というほどのことでもないけど)その目標を達成した数字だ。このまま体重を維持し、「本当に5kg痩せた」といえるようになれるかなれないかの、瀬戸際にいるのが、今週と来週なのだ。にも拘らず、何となく安心してダラダラ食事をしてしまい、とっても反省している。
ダイエットって、喜びと焦りと、そして反省の繰り返しなんだなぁ…と、まだまだ長い道のりを思い、ちょっと落ち込んでしまった1週間だった。