1998年にオープンした、天然芝のドーム球場。座席数は48,500席。わずか４分半で開閉できる電動式屋根と空調設備が年間を通じて、あらゆるスポーツに快適な環境を提供しています。外野席には小さなプール（有料）があって、暑い日は水の中で野球観戦が楽しめるというアメリカでも珍しい施設もあります。この素晴らしい球場をホームにしているのは「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」。日本でもおなじみのランディ・ジョンソン投手をはじめ、多くの名選手が在籍しています。2001年にはワールド・シリーズを制覇しています。

プロバスケットボールの「フェニックス・サンズ」、プロホッケーの「フェニックス・コヨーテズ」、そして室内フットボールの「アリゾナ・ラトラーズ」のホーム。1992年に竣工。客席数は19,000席。

フェニックスにはショッピングセンターがかくさんあります。なかでもおすすめなのが、スコッツデールにある「スコッツデール・ファッション・スクエア」です。ジラード、ノードストローム、ロビンソンズ・メイ、ニーマンマーカスなどのデパートをはじめ、225もの店舗を抱える大型ショッピングモールは１日では回りきれないほど。インフォメーションデスクで情報をもらって、効果的に時間を使いましょう。レストランや映画館も充実しています。

フェニックスの高級住宅街にある、店舗数70軒を誇るショッピングモール。グッチ、カルティエ、サックス・フィフス・アベニューなどの高級ブランド店が並んでいます。敷地内には花や緑があふれ、遊歩道を散策する気分でショッピングが楽しめます。日本食をはじめ、10店舗のレストランが技を競っています。また、ここの近くには高級リゾートで名高いアリゾナ・ビルトモア・リゾート＆スパおよびザ・リッツ・カールトンがあります。

有名なミルズ・コーポレーションが経営するファクトリー・アウトレットがテンピにあります。フェニックス・スカイハーバー国際空港から車で10分。店舗数175軒。ニーマン・マーカス・ラストコール、オフ・ロデオドライブ・ビバリーヒルズ、Off5thサックス・フィフスアベニュー・アウトレットなどが30% から70% ディスカウントを提供しています。レストランも多数ある他、映画館やアイマックスも楽しめます。

フェニックスのダウンタウンを訪ねたら、ぜひ立ち寄ってみたいショッピングモールです。オープンエア方式なので、高層ビルを背景に樹木や花々を眺めながら、外で食事や飲み物を楽しむことができます。AMCシアターでは常時14本以上の映画が上映されています。

1880年の西部の町並みを再現した、いかにもアリゾナらしいテーマ・レストラン。ライブミュージックやスタントマンによるウエスタンショーなどが楽しめる他、土産物店やステーキハウスなど15店舗が軒を連ねています。また20種類の乗り物やゲームなどのアトラクションがあり、子供たちにも人気があります。

アメリカ先住民族のなかでも特に南西部（アリゾナ州周辺）の民族の手工芸品、生活用品、装飾品などが展示されています。その他、現代のネイティブ・アメリカンの作家による芸術作品の展示コーナーもあります。また、ホピ族のカチーナ・ドールは世界一のコレクションを誇っています。ミュージアムの中庭を使いダンスや音楽、クラフト製作の実演、催物などのイベントも常時行っています。

その名のとおり、砂漠に生きる植物だけを集めた世界的にも有名な植物園。メイン・トレイルを中心に４つの遊歩道のそこここに、大小のサボテンや砂漠地帯に生きる貴重な植物が自生しています。もちろん手を触れることはできませんが、日ごろ観察する機会の少ないサボテンを間近で見られる感動は、とても言葉では表現できないほど。園内はかなり広いので日中は帽子や日焼け止め、ボトルウォーターは必ず持参しましょう。園内の至る所に水飲み場があります。希望すれば園内で結婚式を挙げることもできます。

ソノラ・デザート（砂漠）の美しさを満喫できる、日本では絶対に味わえないドライブコース。60号線から88号線に入り、キャニオン・レイクとアパッチ・レイクを見ながら、アパッチトレイルをルーズベルト・ダムまで走ります。この間の景色は、渓谷、湖、サボテンが密集するソノラ・デザート（砂漠）です。昼食はアパッチ・レイクのマリーナがおすすめです。

スコッツデールの中心地、スコッツデール・ダウンタウンは、400以上のギャラリーやみやげ物店、レストランなどが軒を並べるおしゃれで、どことなく懐かしい雰囲気が漂う場所。ここは4 つのエリアにわかれていて、アンティークやアートのショップが立ち並ぶメインストリート。古い西部の町並みを再現、保存しているオールドタウン。ネイティブ・アメリカンの工芸品や手作りのアクセサリーなど、いかにもアリゾナといった感じのおみやげが並ぶfifth avenue。そして、現代アートや宝飾品の店が並ぶマーシャルウェイ。どのエリアも見て歩くだけでもワクワクしています。また、11ガから５月まではダウンタウンを巡回する無料のトロリーバスも走っているのでぜひ利用してください。