さくらむしまんじゅう

そろそろ桜の季節、米屋の春らしい『さくらむしまんじゅう』を紹介しよう。

米屋は明治32年創業以来、成田山の門前で“ようかんの米屋”として親しまれている和菓子の老舗。和菓子の賞味期限を延ばす技術をいち早く導入し、伝統の味を広く全国に流通させている。コンビニ限定の和菓子として発売された『さくらむしまんじゅう』のポイントは、白い薄皮の中に春らしいピンク色のあんが、ぎっしりと詰まっていること。しっとりネットリ感のある白あんに、さくらの葉が練りこまれたオリジナルの桜あんだ。甘党の人には食べ応え充分のボリュームで、何よりリーズナブルな価格がうれしい。

また老舗のこだわりとしていちばん大切にしているのは、職人の手。季節や気候の違いで、蒸し上がりの時間やあんこの練り上がりの微妙なタイミングを見極めるのは、やはり機械でなく、長年の職人の腕と勘なのだ。さらに、この「むしまんじゅう」は、季節ごとに『抹茶小倉むしまんじゅう』『黒糖魅しまんじゅう』『吹雪むしまんじゅう』と、シリーズ展開されているのも楽しみのひとつ。

春の陽だまりのなかで、桜の風味を『むしまんじゅう』で味わってみては!!


(レポート/中島永寿輝)

さくらむしまんじゅう
「スリーエフ」「am/pm」「ミニストップ」「KGC」「ホットスパー」「ココストア」などで季節限定発売中。「米屋」から、税込み価格105円。