チョコレートには、チョッとうるさい！　いうショコラ通のあなたに。味、色、形だけにとどまらずパッケージのデザイン細部にいたるまで究極のこだわりが込められた、あの不二家の『ショコラ ニューヨーク』シリーズ第２弾『プラチナキャッツ』『ブロンドキャッツ』はいかが！

注目ポイントは、何といっても色のグラデーション。伝統的なデメル型の薄チョコに、機械でなく高度なテクニックをもった職人技の手によって、丁寧に天然色素をエアーで吹き付けられている。通常ならショコラブティックなどでしか見られない技法で、量産する工場ラインでは不可能な工程だ。

『プラチナキャッツ』は、フランスのブルゴーニュ地方原産ゲランドの塩と、キャラメルとの絶妙なハーモニーがキレのある甘さを演出している。一流シェフが絶賛する、この上ない贅沢なゲランド塩の繊細な風味を堪能できる逸品だ。また『ブロンドキャッツ』は、いま注目No.１のビターチョコに、フレーバーバニラのやさしい風味をプラスして食べやすい甘さを演出している。さらに手折した箱に丁寧に手詰めされたチョコは、ニューヨークの路地裏の猫、ブロードウェイのキャッツをイメージした斬新なデザインで、トリックミスディレクションが楽しめる。

ショコラパテシエに勝るとも劣らない女性プロジェクトによるお洒落なチョコレート。こんなリーズナブルな価格で味わえるなんて目から鱗なのだ!!

（レポート／中島永寿輝）