♪かめだのあられ〜おせんべい♪のチョッと懐かしく聴き慣れたフレーズでお馴染み、亀田製菓の『カレーせん』を紹介しよう。定番でロングセラーの『ソフトサラダ』と同じサクサクと軽い食感で、カレーのスパイシーな風味と辛さが刺激的。関西でも特に大阪での“カレー”は根強い人気を誇る府民の味。その中部山陰地区限定企画で商品化され、アッという間に人気アイテムとなった『カレーせん』が、昨年１月に全国展開された。

みんなの食欲をそそる“カレー”のスパイスには漢方で使われるコショウ、クローブ、シナモン、カルダモンなどが含まれている。ちなみに“ガラムマサラ”とは“ガラム（辛い）マサラ（混ぜたもの）”という意味。その刺激的なスパイスの辛さが、血流量を増やして新陳代謝を改善する作用があるため女性の冷え症、また最近では特に高齢者のボケ防止の予防食として注目されている。東洋医学的に漢方薬は副作用のない点を重要視しているが、“カレー”は病気を治すというより、それ以前の予防と体調調整の薬膳としての位置づけもされている。手軽なオヤツで体質改善ができるなんて、おいしい刺激だ！

（レポート／中島永寿輝）