暑い夏の食べ物！　といえば“すいか”をイメージする人も多い。そこで、一年ぶりに発売されたローソン季節限定商品の『すいか』果汁飲料を紹介しよう。

ナンと“すいか”の原産地は南アフリカである。しかも、４千年前のエジプトの壁画に“すいか”が描かれていることは学術的に発表されている。原産地の南アフリカからの伝来は、中国に11世紀〜12世紀、ヨーロッパへ16世紀ごろ、アメリカには17世紀に伝わっていった。日本での“すいか”の起源は、諸説あるが平安時代にはすでに渡来していたらしい。“すいか”は“西瓜（シイグワ）”という呼び方で中国から西域へと伝わってきたことに由来しているらしい。そして現在、私たちが見慣れている“すいか”は緑の縞模様が一般的だ。でも、こうした縞模様の品種が主流になったのは昭和の初期以降のこと。それまでは、黒い皮で縞がない無地皮が一般的だったらしい。

ともあれ、“すいか”の皮ギリギリまで食べた子供の頃を思い出す、懐かしい味の飲料水だ。

（レポート／中島永寿輝）