セブン-イレブンで人気のカロリー控えめのお弁当シリーズに、『八宝菜弁当』が加わった。気になるエネルギー量も552kcalで、ヘルシーな“中華丼”としても気軽に楽しめる嬉しいお弁当だ。
数ある中華料理の中で、代表的なものに『八宝菜』がある。その昔、中国が“清”といわれた時代、宮廷の料理人たちが、とても美味しい料理を食べている! とウワサが流れた。これを聞いた妃は、ぜひ自分も食べてみたくなり、これを作らせた。そして、そのウワサ通り美味しかったので、料理の名を尋ねたところ、料理人は「実は、宮廷で調理した残りの色々な材料を混ぜて作った物で、料理名はありません!」と答えた。それを聞いた妃が、色々な宝物を集めて作ったように美味しいと、八つの宝のオカズという意味で“八宝菜”と名づけた…と伝えられている。“八宝菜“は、実は料理人たちの賄い料理だったのだ。さらにこの妃とは、ナ〜ンとあの悪名高き「西太后」だった! と言うからビックリだ。
皆に親しまれている“八宝菜”に、こんな裏話と歴史があるなんて、また違った味わいがある。
(レポート/中島永寿輝)
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「セブン-イレブン」オリジナル限定商品。「わらべや日洋」から、税込み価格530円。
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