いまファミリーマートで“台湾フェア”を開催中だ。今回は、その中でも、注目の２品を紹介しよう。

ひとつは、杏仁豆腐。これまで年３回、『やわらか杏仁』『爽杏仁』『杏仁豆腐』など季節で、食感を替えて出されているが、今回のは、ツルッツルッなめらかクリーミーな食感とミルク味で超おいしい。その、こだわりはゲルカ剤を独自にブレンドしたこと。また、従来使用していた、生クリームのグレードを上げたこと。砂糖の分量を少なくして加糖練乳を多くしたことなどにより口どけも良く、なにより「杏仁」独特のクセが抑えられていることだ。果実は入ってないが、手作りの杏仁そのものの喉ごしを味わえる。杏仁ツウのあなたにも是非お薦めしたい『杏仁豆腐』だ。

もうひとつは、マンゴークリームを使った、珍しい『シュークリーム』。昔ながらのオーソドックスで軟らかなシュー生地の中に、マンゴーのカスタードとホイップの２種類のクリームが入ったシュークリームだ。明治32年創業以来『シュークリーム』一筋のヨネザワ製菓は、カスタードクリームには、自信とこだわりがある。粉と卵は、通常はオンレーターで一緒に調理されることが多い。しかしヨネザワ製菓では別々に炊きあげるといった、職人技のひと手間がプラスされている。 今回フェアのため、女性たちに馴染みのある人気のマンゴを素材とし、オリジナルのマンゴークリームを主体とした『香芒泡芙』が誕生した。シュークリームに、あっさりしたホイップを合わせて、あのマンゴー独特の風味が優しく伝わってくる。お菓子好きな人はもちろん、果物好きな人にもお薦めだ。

（レポート／中島永寿輝）