決勝トーナメントの対戦カードが決まり始めた…

A組はドイツが1位抜け、エクアドルが2位抜けに決定。B組はスウェーデンの終了間際の粘りでイングランドとドローに持ち込み滑り込みで2位に。ラーションのゴールがなければグループリーグ敗退だったところだ。

これで決勝トーナメントはドイツVSスウェーデン、イングランドVSエクアドルがまず決定。

ドイツは、グループリーグ最終戦のエクアドル戦で素晴らしく想像的な攻撃を随所に見せてきた。

少々タイプが似ているとも思われるスウェーデンとどのような戦いになるか…攻撃のイマジネーションではドイツ優位だが(スウェーデンはまだ攻撃の型が見えてこない)何しろ一発勝負のノックアウト方式になるから何が起こるかわからない。

イングランドは足を救われないようにしないとね。

ドイツVSエクアドルが行われたのはベルリンのオリンピックスタジアムだが、ここは陸上競技場。今大会、フットボール専用スタジアムが大部分だが、数少ない陸上競技場の1つ。ファイナル(決勝戦)もここで行われる。

感心したのは、陸上トラックがあると普通ピッチまでの距離が遠く感じられるのだが、このスタジアムでは陸上トラックの存在をまったく感じさせなかったこと。

それはカメラワークの腕によるものだけでなく、陸上トラックの配色、スタンド(観客席)の配色によって、TV映像においてピッチとスタンドが近く映るような工夫をしていたこともあるんじゃないかと思った次第。

これは私の単なる類推に過ぎないかもしれない。でも、それくらいいろいろなことに配慮が施されている今大会だからこそ、そんな想像をしてしまうのかも。(2006/6/21)