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イングランドは難敵・パラグアイとの初戦。 実は勝点3ポイントが奪えない危険性もあるんじゃないかと思っていたんだが、試合開始早々にゴールを奪ったこともあって、後は省エネ? それとも、昼間の暑い中での試合だったのでバテたのか? とにかく、面白みにかける展開に終始。せっかく日本では地上波TVでライブ中継やってんだから、もうちょっと面白い試合をやって欲しかった…というのは大きなお世話だね。 しかし、トップにクラウチを入れたことでこんなに放り込みサッカーを続けるとは思わなかったね。クラウチを入れた大会前のテストマッチでは、こんな内容ではなかったんだけど。 ジェラードも精彩を欠いてましたね。ランパードも、いつものようにやろうとしていた感じはあるんだけど、らしくないシュートの精度だったような…。 グループリーグはとにかくクリアして、トーナメントに入ってからエンジン全開にして行こうぜ、っていう考えなのかもしれないけども。イングランドは、左右のサイドバックが不安だなぁ。ここからイカれてしまうかもしれない。 そうそう、ドイツも守備が脆いとか言われているけど、いちばんの問題は最終ラインの前の中盤底のディフェンスなんだよね。いわゆる「アンカー」という役割が機能していない。それと、右サイドバック。 続いてアルゼンチン。ドログバを擁して初出場ながら強敵と思われるコートジボワールとの対戦。この日いちばんの楽しみにしていた一戦。 どちらも攻撃的で速い。コートジボワールのボール奪取も強烈。期待どおりの好試合。このコートジボワールと日本との試合を見たい、と思ったゾ。確かにアルゼンチンはイイところまで行くだろうね。非常にバランスがイイし、隙がないし、タレントも揃っている。 コートジボワールも、初出場らしかならぬ落ち着きが感じられたよね、やっぱりヨーロッパでプレーしている選手が多いからか。この試合は敗れたけれどもグループリーグ突破も夢ではないような…この日の試合のようなパフォーマンスをどの相手にも出せれば、ね。おっと、このグループにはオランダ、セルビア・モンテネグロもいたんだった。 アルゼンチンVSコートジボワールの一戦は、ジュビロ磐田の監督を電撃的に辞めた山本昌邦氏がTV解説していたが、そうやって心おきなくドイツに来たかったのかね。何度ものワールドユースで、そして2002年ワールドカップで代表コーチを務め、アテネ・オリンピック代表を率いたキャリアも、J1クラブではどうも…とにかく「いじり過ぎ」というか…。そう言えば、アテネで女子代表を率いた上田栄治監督も全く同時期にJ2の湘南ベルマーレを辞めました。 話し戻って、初出場と言えばトリニダード・トバゴもそう。スウェーデン相手にスコアレスドローはちょっと驚き。試合は支配されていたけれど、イイパフォーマンスだった。バーレーンとの大陸間プレーオフで本大会出場を決めたチームがね。ホント、どこもヤルよね。 ところで、選手入場時にスタジアムに流れるFIFAアンセアム(パンパッカパンパーパンパパパパ〜、ってやつね)だが、2002年大会では使われなかったので各大会ごとに作っていくのかと思っていたらそうではなかったらしい。この辺りからも2002年大会の扱いがわかっちゃう…かな?(2006/6/11) |