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ワールドカップが終わって燃え尽きてしまい、また長らくのインターバルをいただいてしましました。 秋風も吹いてきたので、やっとこさ復活します。 この間、オシム監督の日本代表(フル代表)の始動やら、反町監督のU-21代表の始動やら、アジア・カップ予選やら、U-17アジア選手権やら、クラブのほうでも、東アジアのチャンピオンシップであるA3もあったし、Jリーグは残り10試合になったし、Jリーグのカップ戦はファイナル進出2チームが決まったし…とにかく色々盛り沢山の出来事がありました。 あ、そうそう、中田英寿の引退の「説明」もあったし、日本サッカー協会からはワールドカップの惨敗に関して相変わらずきちんとした総括がなされていないままです。 海外では、稲本がトルコの名門・ガラタサライに移籍してフル出場で頑張っているし、中田浩二はスイスの名門・バーゼルで毎試合フル出場してるし、ルマンの松井もボチボチやってるし、セルティックの中村俊輔はチャンピオンズ・リーグでマンチェスター・ユナイテッドのホームでフリーキックを決めたし、高原も移籍しフランクフルトで試合に出始めたし、ジーコはトルコの名門・フェネルバフチェの監督に就任して「戦術がない」などと地元で至極当然な批判を受けているらしいし(←ま、これはどーでもいいか)休む間もなく楽しめるフットボールシーンです。 オシムのフル代表ですが、新しい選手が大量に試されていて私は非常に楽しめますね。今の段階で内容や結果は重要なことではありません。多くの可能性ある選手が召集されて使われてみることが大事なのです。今はそういう段階です。 とにかく、本当のプロの監督の仕事ぶりを興味深く見ていこうではありませんか。 不勉強で進歩もしない出来の悪い日本のスポーツ・マスコミのマヌケさも、次々に浮き彫りにされてきているしね。それもとっても楽しいよね! ワールドカップ代表だった選手(いわゆる「古い井戸」?)からも何人か呼ばれていますが、彼らをあらためてよくご覧になってください…今は呼ばれているけどそのうちきっと呼ばれなくなるように思われる選手、オシムなっても何故呼ばれるんだろうと思っていたけど見ているうちに伸びシロがありそうな選手、色々ですね。 U-21も、私はほぼ納得の選手選考だね。アウェイで中国と戦った試合を見ても、守備のグデグデ感はあったけど、まあいいんじゃないの。 私がU-21でいちばん期待しているのは清水エスパルスの枝村。一昨年から期待して見てる。フル代表にも呼ばれた大分トリニータの梅崎も、Jリーグの試合で見て楽しんでください。 フル代表にも呼んで欲しい選手はまだまだいるけど、私はジュビロ磐田の太田吉彰がいつ呼ばれるかが気になる。主に右サイドでプレーするんだけど、清水エスパルスにも同じような位置でプレーする太田圭輔がいる。こっちはお兄ちゃんです。 U-17日本代表、アジアで1994年以来の優勝はよかったね。 もっとも、優勝よりも来年に開催されるU-17ワールドカップ(今回から年代別大会も「ワールドカップ」と呼ぶことになった)への出場権を獲得したことのほうが重要だったんだけど。この年代は、世界大会へ出られないこともよくあるんでね。ちょうど中学生から高校生になる年代でしょ、日本では。だから難しいんですよ。2001年以来、3大会ぶり(U-17とU-20は2年ごとの開催)の出場権獲得だもん。 出場権獲得のかかったクオーターファイナル(準々決勝)のイラン戦は12人もPK蹴ることになって、ほんとハラハラしたよ。それも、放映権を持っている某・TV朝日が中継もしてくれないものだから、PCにかじりついて隣国のインターネット放送を見てたよ。グループリーグで地元のシンガポールに引き分けたと聞いた時はオイオイって思ったけど、韓国に勝っちゃって1位通過…したのはイイけど、優勝候補と聞いていたイランとのトーナメント1発勝負に出場権がかかっていたので嫌な予感がしてたのさ。優勝も嬉しくないわけはないが、とにかく来年の世界大会で結果を残してくれ。 1994年の優勝は、小野や稲本らがいたチーム。でも、活躍が印象に残っているのは他の選手だけどね。あと、世界大会ではグループリーグで終わってしまったのだった。 このU-17のチームは、前線の選手たちがパスを繋ぐだけでなくドリブルで突破していこうという気持ちが強く見られるのが魅力的。地元でも「ファンタスティック4」などと賞賛されていたらしい。期待したいね、来年のU-17ワールドカップ。日本チームらしく、最終ラインとゴールキーパーの守備はドタバタだけど。(2006/9/25) |