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ラスベガスには安く遊べるゲームもある

「カジノってものすごくお金がないと遊べないんでしょ?」 なんて思っている人が多いようだけど、場所によっては、日本でパチンコをするより安く遊べてしまいます。たとえばラスベガスの場合、ブラックジャックと呼ばれるカードゲームは、1回の賭け金5ドルのテーブルが、とてもポピュラ−(約650円)。また、探せば1回のゲームを1ドル(約130円)でできるカジノもあります。その他、25〜50セント(約32〜64円)で遊べるル−レットや、日本のミニロトに似た「キノ」と呼ばれる数字当てのゲームも1回1ドル以下。ラスベガスでは、たとえ1ドルしか賭けないお客さんでも、気持ちよく遊んでもらおうという考えから、従業員教育が徹底されています。恥ずかしがらずに、どんどんチャレンジしましょう。

ゲームテーブルに座った時のお金の出し方

たとえば、ラスベガスのカジノに入って、BJ(ブラックジャック)テーブルに座ったとします。テーブルの上には、よくシャッフル(攪拌)されたカード入りの細長いプラスチックの箱が、ディーラーの左側に置かれています。席についたら、まずは小銭(10ドルまたは20ドル紙幣。50セント以下のコインは不可)をテーブルの上に置きましょう。ミニマムベット(最低賭け金)以上のお金ならいくら置いてもかまいませんが、最初はミニマムベット5ドル以下のテーブルに着き、出すお金も20ドル以下にしましょう。英語が話せなくても、黙って20ドル紙幣をテーブルの上に置けば、ディーラーが5ドルのチップを4枚くれます。チップとはそのカジノだけで通用するプラスチックまたは樹脂でできた、小さな丸い板のことをいいます。ラスベガスの場合、どこのカジノでも5ドルチップは赤、25ドルチップはグリーン、100ドルチップは黒と、それぞれ色がついているので覚えておきましょう。
ところで、ホテルのボーイに荷物を運んでもらった謝礼に渡すのもチップ、カジノで使うのもチップ。日本人が発音するとどうしても両方同じ「チップ」となってしまうようですが、実際に「チップ」という単語を使う場面はほとんどないので安心してください。

カジノに入る時の入場料について

ヨーロッパや韓国のカジノでは、入場料を取られますが、(1,500〜2,500円)アメリカのカジノでは入場は無料です。ただ、州によってはブラックジャック1ゲームにつき50セント〜1ドルの税金を取るところもあります。

ヨーロッパでは「カジノ」はお金持ちの社交場

一方、賭け金の最高はどのくらいかというと、一般客が遊ぶテーブルでは、ゲームの種類によって3000〜5000ドル(約31万〜52万円)ほど。ただし高級カジノホテルには、必ず別室やVIPルームがあって、そこでは1億円や2億円の勝負も行われています。
ラスベガスをはじめとしたアメリカのカジノは、一般観光客から大金持ちまで、自分の財布の中身に合わせたゲームが楽しめるのですが、ヨーロッパではそうはいきません。ミニマム(最低賭け金)がどんなに安くても1500円〜2000円で、やはりヨーロッパでは、カジノゲームはお金持ちの遊びなのです。

ビギナーでも負けない方法はあるのだろうか?

さて、初めてカジノに足を踏み入れた場合、慣れないうちは最低賭け金5ドル以下のテーブルに着き、20ドル以上の高額紙幣は出さず、スッてしまったらテーブルを変えましょう。大きなお金をいきなりスらないよう、最初から出さないようにするのです。
いったん交換したチップは、ツキがないとあっという間になくなってしまいます。
ビギナーの場合、金銭感覚がつかみにくいチップでのやり取りは、大失敗につながる可能性があります。それを防ぐ意味でも、最初から大きなお金をチップに交換しないことが大切です。

大きな賭けは、カジノの雰囲気に慣れ、自分のペースがつかめるようになってから。ギャンブルの負けはほとんどが「自滅」であり、あせりや、緊張がミスを招きます。どんな人でもギャンブルで勝ち続けることは不可能です。ゲームを続けていると、ツキが回ったり、逃げたりの波があるものですが、この波があることを知るのが、第1歩です。
自分のバイオリズムをつかみ、ツキがないときは、小額で勝負をする、またはいさぎよくテーブルを離れる。そして上向きになってきたな、と思ったら思いきった賭けも、OKでしょう。「いさぎよくテーブルを離れる」のは、実際、なかなか難しいことなのですが、この強い意志力を持つことが、必勝法でもあるのです。