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前にも言いましたが、アスベストの9割は建材製品として使われてきました。一般の住宅でアスベストが心配な場所として考えられるのは、耐火被覆材などとして吹き付けられた箇所の他、屋根材、壁材、天井材等としてアスベストを吹くんだセメントを板状に固めたスレートボードなどがありますが、普通は一戸建てにはないと考えらています。ただしマンションでは駐車場にアスベストが使われている可能性があります。
現在、製造や販売されている日用品や電化製品にアスベストが使われている可能性は低いと考えられています。魚焼きの網に関しても現在アスベストを使った網を製造している会社はないとのこと。またアスベストを含んだ水道管を通ってきた水を飲んでも害はないといわれています。
アスベストが本当に怖いのは粉塵やアスベストの繊維を簡単に吸い込んでしまうことと、発病までの潜伏期間が長いこと。私たちにできることは、古い家屋やビルの解体現場には近寄らないこと、少しでもアスベストによる健康被害に心当たりがあるときは、速やかに医師の診断をうけましょう。都道府県や市町村には必ずアスベストの相談窓口がありますので利用しましょう。
(2006.9.12 取材/ジャーナリスト・金子保知)
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