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大ブームの美顔器。本当に効果があるの?

電大ブームの美顔器。本当に効果があるの?今、“ビューティ家電”が大ブームだ。超音波を使用するもの、イオンやナノ単位のプラチナを発生させるもの、赤外線を使う物、密着吸引、リフトアップローラー、また「フェイササイズ」などのネーミングで、顔面筋に運動をさせるものもある。多種多様なものが発売され、しかもどれも売れている。高級エステ並みの使い心地と仕上がりと言われるが、それは本当なのだろうか。

昭和50年代、日本で洗面器型の美顔器が大流行したことがあった。テーブルの上に乗せた洗面器様のものに顔を入れ、噴出する泡で洗うスタイルで、独女の母親世代の女性がみな夢中になった。以降、「美顔器」といわれるものは、いつの時代にもあったが、1家に一台といわれる美顔器ブームは、昭和50年代の「洗面美顔器」以来のことだ。

「最近ブームの家庭用美顔器は、もともとはエステティックサロンで使用していた最新鋭機器を小型化したものなんです。だから性能がいいのは当たり前」

通販の美容機器販売を担当するヒロエさん(41歳)は、自分の強い興味もあって、5年前にこの世界に飛び込んだという。現在は主にインターネットを通じで美顔器を販売しているが、ここ数年の美顔器の売り上げは、「ビルの建つ勢い」と語る。

「私の個人的なお気に入りは、超音波美顔器ですね。実は今私が使っているものは、アメリカ製で7年前に購入したものなんです。ハリウッド女優やモデルの間で評判になったマシンで、日本にも平行輸入され、ある有名女優がイメージモデルになり、通販で5万円近くの値段で売られていました。でもその当時はまったく注目されず、平行輸入していた会社もなくなってしまいました」
アメリカではいち早く顔面の深い部分にある筋肉を運動させる、超音波振動美顔器が取り入れられていた。

超音波美顔器は、1秒間に100万回という単位で振動し、筋肉層までその振動が届く。ヒロエさんによると、超音波の振動回数が多すぎても、効果とはあまり関係がないらしい。むしろ振動数が多すぎることによる、弊害を説く医師もいる。

「一般的な家庭用超音波美顔器の周波数は、1メガヘルツがもっとも安全で効果的ですね。つまり1分間に100万回振動するのがお勧めです。最近は300万回振動しますとか500万回振動します、というのもありますけど、振動回数で美顔効果が変わることはないんです」

電大ブームの美顔器。本当に効果があるの?恵美子さん(34歳)も、美顔器の愛好者。やはり超音波美顔器を使用している。
「超音波美顔器は、即効性があるんです。まず使い終わったらすぐにわかるのは、肌の色が白くなること。見た目にはっきり違いがわかります。施術の前後はパックをしたり、洗顔をしたりし、浸透力のある化粧液で仕上げをしますから、当然肌もツヤツヤになります。ただし、毎日使っているとだんだん効果が感じられなくなるのは、なぜかしら? 超音波美顔器の場合、私的には1週間に2回くらいがベストですね」

そのほか恵美子さんのお気に入りは、イオンスチーマーと毛穴吸引機器。「どちらも使用感が素晴らしい。肌がよみがえる感じがしますね。毛穴吸引は、小鼻のわき専用です。スチーマーや超音波美顔器ではとれない汚れを、これでカバーしてくれます」。美顔器ヘビーユーザーの恵美子さんによると、どんな美顔器も、最も効果を発揮するのは、「最初に使ったとき」と「久しぶりに使ったとき」。毎日同じ手順でケアをしていると、なぜかお肌が「慣れてしまう」という。

「他の人にあてはまるかどうかはわかりませんが、私の場合は1週間でローテーションを組んでいるんです。日曜はスチーマーと毛穴吸引。火曜日は普通の洗顔だけ。水曜日はパック。木曜日は超音波美顔器でケア、金曜土曜は洗顔だけ……といった感じですね。お肌の手入れもやり過ぎると、かえって肌に負担がかかるような気がして。これは体験からきた実感です」

恵美子さんのコメントには、肌の専門家がうなずく部分も多い。肌は手をかけ過ぎると固くなり、色素が沈着しやすくなると明言する皮膚科医もいる。かなり昔の話だが、「お尻の皮膚は、なぜ顔より白くてすべすべなのか。それは日に当たらず、化粧品や美容行為などの無理な刺激から遠ざかっているからだ」と。世をあげての美顔器ブーム。だが、「美」は外から補うものではなく、日々の食生活、生活習慣がしっかりしていなければ成り立たない。美顔器に頼り過ぎるのではなく、あくまでも「応急処置」的な位置づけが、妥当なところではないだろうか。(取材・LADYWEB.ORG)

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