お通夜の儀式

お通夜は、まず僧侶の読経から始まります。そして、読経が終わると、喪主から順番にお焼香が始まり、その後、一般弔問客がお焼香をします。普通はお焼香が終わったらすぐに帰宅してもマナー違反とはなりません。このとき、喪家(亡くなった人の家)では「通夜ぶるまい」といって、お通夜に来てくれた人にお酒や食べ物をふるまいます。一般的にはこの通夜ぶるまいに招かれたら、一口でも料理に箸をつけるのが礼儀とされています。ただし、故人とあまり親しくなく、通夜ぶるまいは遠慮したほうがいいと思ったら、僧侶の退席に合わせて辞去します。いずれにしても、お通夜の席は早めに引き上げましょう。