食器の詰めかたなど、ポイントを知っていれば、効率良く、安心な荷造りができます。また、荷造りをする際の注意事項などもあります。ここでは、引っ越しで重要な作業となる、荷造りのポイントを紹介します。
ものがたくさんありすぎて、まず何から手をつけたらよいか、迷ってしまいます。そこで、普段あまり使わないものから荷造りを始めましょう。シーズンオフの洋服や本、収納の奥に眠っているものから荷造りしていきます。
箱の中にすきまがあると、運んでいる際に中のものが動いてしまい、破損してしまうことがあります。すきまができてしまう場合は、新聞紙などをクシャクシャにして、中のものが動かないように入れておきましょう。
箱詰めが終わって、封をしてしまうと、あとで何がどこに入っているのかわからなくなってしまいます。新居での片付けもはかどりません。箱の外側に内容がわかるように、書いておきましょう。また、部屋ごと、部屋の場所ごとにまとめて箱詰めしておくのも、わかりやすくて便利です。
箱に詰めすぎないように注意してください。ギュウギュウに詰めて、いざ運ぼうとしたら、箱の底が抜けてしまったということもあります。箱を重ねた時にも、中身が壊れてしまうことがあります。また、重い本をまとめて詰めようとして、大きな箱に入れてしまうと、運ぶ時に大変です。重すぎて持ち上がらなかったり、あまり重いと腰を痛めてしまいます。重いものは小さな箱に入れましょう。
食器は壊れやすいですから、注意が必要です。すべての食器は１つずつ新聞紙などで包んでおきます。箱の下に新聞紙を敷いたら皿、茶碗、コップなど種類別に分けて箱詰めします。皿は立てて、コップ、茶碗はふせて入れましょう。種類別に分けて入れると、効率よく入れられますし、取り出すときにも便利です。箱詰めの際、大きい重いものから順に入れて、軽いものが上になるようにしましょう。当然ですが、中で食器が動かないように、すきまには新聞紙を入れておきます。
ビン類は、箱に入れた時に他のビンと接する部分に新聞紙などを巻いて割れないようにしておきます。弱いビンを内側に、頑丈なビンを外側に入れ、箱のフタはしないようにします。ビンが入っていることがわかるようにするためです。コーヒーカップは把手が弱いので、把手の部分を厚く包装しておきます。箱に入れる際は、把手側が互い違いになるように並べてください。