引っ越そうと思ったら、当然ですが、まずはどの地域に住みたいかを決めることになります。「ここに住みたい!」という憧れもあるでしょうが、通勤・通学に便利かとか、そのエリアの家賃の相場なども考慮に入れたうえで、お好みのエリアを決めてみましょう。
    住みたいエリアが決まったら、情報誌や物件情報を紹介しているホームページを見て、具体的な物件を探します。あらかじめ、自分の希望の条件を決めておくとよいでしょう。家賃、築年数、部屋の向き、間取り、設備などです。自分の条件にみあった物件が見つかったら、扱っている不動産屋に連絡をします。ただし、すでにその物件が契約済ということもあるので、その場合は不動産屋に新たに物件を紹介してもらいます。物件情報を見る時は、そのエリアの家賃の相場をチェックする程度と、考えておくのもよいでしょう。
    物件を紹介してもらったら、実際にどんな部屋か見ることができます。いくら条件に合った優良物件だったとしても、実際に見てみないと希望通りの部屋かどうかわかりません。見ためにはよく感じても、それなりにチェックしておかなければならないこともたくさんあります。間取りや収納、窓、コンセントの位置、水まわりなどをチェックしておきましょう。また、部屋以外にも、調査しておくことべきことがあります。

    ・駅からの道順

    最寄り駅から実際に歩いてみて、道順と何分かかるかを調べておきましょう。物件情報に記載されている徒歩○分とは、分速80mでの計算ですから、実際にはもっとかかります。女性の場合、夜は物騒ですから、人通りが多い道を通っていけるかも確認しておきましょう。

    ・周辺の環境

    物件は、昼間だけでなく、夜にも見にいくとよいでしょう。夜になると、近くがヤンキーのたまり場だったという例もあります。付近の環境は必ずチェックしておきます。また、生活に必要な銀行、コンビニ、病院などが近くにあるかも調べておくと便利です。

    実際に部屋を見て、さまざまな調査をした結果、納得のいく物件であれば、契約となり、引っ越しの準備にかかります。物件探しはかなり労力を使いますが、何件も当たってみて、満足のいく部屋を見つけてください。