─ええいっ、電話に出た。

JU
「僕だ。エージェントのJUだ。気をつけろ、狙われているぞ。

落ち着いて、僕の指示に従うんだ。OK、いいかい。20分経ったら、その部屋を出るんだ。そして、ハラーズというホテルの前に来てくれ。場所は…」

リストの3番めは、日本人観光客のPIROSHIだ。こんな一般人がKITAの金を盗んだのだろうか。それとも…、このリストの5人は、KITAにとって何かあるのだろうか…。この事件には何か別のことが絡んでいるのかもしれない。

よし、とりあえず、PIROSHIに会おう。例によって、エージェントのJUなら知っているだろう。